酒匂川も鮎ルアー始動!2023年6月1日の解禁日にやってきました

鮎ルアーのチャレンジ開始は、2021年。

当時、近隣では鮎ルアーができるところが相模川のみだったので、これまで3回ほどチャレンジしたが、いずれも釣果なし。

時間帯やコンディションが合わないこともあるだろうが、せっかく相模川まで遠出して、入漁料も払って、さらには根掛かりでフックが折れ、ルアーロストまでして、この結果はちょっとね。

Youtube動画なんかでは簡単そうに釣れているが、釣り場では実際に釣れている人を、これまで一度も見たことがない。

ここで、一つの疑問が頭をよぎる。

鮎って、そう簡単には釣れるもんじゃないのでは?

コンディションが合えば釣れるのだろうが、そうそう都合良い日に釣行できるわけではない。

さらに日券1,500円もするので、ご近所サーフでの釣りのように、気が向いた時に気軽に行けるようなものでもない。

時間帯だって、早朝から釣りできれば良いだろうが、相模川だと遠いので、どうしてもエントリーが遅れてしまう。

そのため、近年は相模川から足が遠のいてしまっていた。

自分は「鮎ルアーで結果出す機会に恵まれなかった」のだと。

そして、鮎ルアーチャレンジ、しばらくいいかな〜と。

酒匂川もとうとう、鮎ルアーOK!

そんな中、5月末に寄った釣具店でのこと。

ふらっとルアーコーナーへ寄ったところ、「酒匂川で鮎ルアー」の情報を発見。

おぉ!とうとう酒匂川でも鮎ルアー、やれるようになったか!

酒匂川なら自宅から近いので、少なくとも相模川よりは気軽に行けそう。

酒匂川解禁日は、6月1日。もう間近。

その日は朝マヅメのタイミングはちょっと無理だが、8時過ぎからの午前中ならなんとかなりそう。

以前相模川で使った鮎ルアーもまだあるし。

しかも、解禁日なら魚影も濃いから、絶対に釣れるでしょ!

6月1日は、酒匂川の鮎ルアー釣行に決定!

よーし、6月1日の晩御飯のおかずは、鮎の塩焼きだ!!!

6月1日鮎解禁日から行ってきました!

そんなこんなで、やってきました!

6月1日、酒匂川の鮎ルアー釣行!

解禁日なら、どうやったって釣れるでしょ!

鮎ルアー可能区間

ここで鮎ルアーを実施する上での、酒匂川のルールを少し。

酒匂川も相模川同様、鮎ルアーの可能区間が存在する。

最上流は足柄紫水大橋から、最下流は富士見橋まで。

その間、川沿いの道へは路駐しても大丈夫なようだが、道幅が狭いので、周囲の状況を配慮しつつ、適切な駐車場所を自ら考えて駐車してほしい。

そして、鮎ルアーに付属するハリスの長さは、ルアーの尾びれ末端より10センチメートル以内

要は、引っ掛け釣りを意識した仕様でなければ良いということなのだろう。

酒匂川漁協事務所で日券を購入し、釣り開始!

この鮎ルアー区間内、富士見橋寄りの左岸側に酒匂川漁協事務所があるので、今回はそこで日券を購入。

近隣の釣具店でも購入可能だが、ここで購入した方が最新情報を得やすい。

8時すぎに酒匂川漁協事務所へ到着。日券を購入した際に状況を聞いてみたが、さすがに解禁日の朝だけあってまだ釣果情報は無し。

タックルはご近所サーフで使用しているものをそのまま使用。ラインもそのまま。

【タックルデータ】
・ロッド: フラットフィッシュプログラム ’15ラフサーフ88(ノリーズ)
・リール: ’19セルテートLT3000XH(ダイワ)
・PEライン: Tx8(デュエル) 1.0号
・リーダー: シーガーFXR船(クレハ) 4号


ルアー,仕掛けも、相模川で使用したものと同じ。

パームスのエスケード。

鮎ルアーは、これしか使ってないが、リップが底を小突く感覚とかも感じやすく、なかなか使いやすい。

根掛かりしてもラインテンションを緩めれば、川の流れと浮力で外れやすい。といっても、2個あったうちの1個は、相模川で根掛りロストしちゃったけどね。

今回は、この残り1個のみで勝負。

相模川で他の手持ちのミノーも試してみたが、水流で動きが暴れすぎたり、泳ぎが破綻したりで、なかなか厳しかった。

やはり専用のものを使用した方が無難ということだろうか。

鮎ルアーの結果は?

まずはポイント探しから。

鮎のポイントとしては、新鮮な苔の多い瀬になるだろうが、漁協事務所近くの瀬は、すでに数名のアングラーがトライしている。

そこからちょっと移動。人がそんなにいない瀬へエントリー。

川に立ち込むと、水深は膝上くらい。流れは速い。

濁りは少ない。

偏光グラス越しに見た苔の着き具合は・・・こんなもんなのか?よく分からない。

鮎が苔を食べた食み跡は、見る限りでは確認できない。鮎の活性が気になるところではある。

さぁ、釣り開始!

まずは、岸際から順に立ちこみながら、ダウン方向へキャスト。

そこからボトムにある石をリップでコツコツ当てながら、少しづつ上流へと探っていく。

流れと垂直の対岸へキャストしても流れのためじっくり探れないので、少しづつ流心へ立ち込むことで川幅を攻めていく。

・・・

・・・

ウ〜ン・・・まったくアタリがこない・・・( ´Д`)y━・~~

徐々に背を下って探っても、まったくアタリがこない。どうしたものか・・・

開始1時間後、監視員が入漁証の確認に来たので状況を伺ったところ、鮎ルアーの確認していないが、友釣りでは釣れる人は釣れているとのこと。

鮎はいることは間違いないようだが、オレにはどうも釣れない。

攻め方は間違ってないはず。

鮎の活性が低いのか?それとも、場所が悪いのか?


その後はこまめに場所移動し、ざっくりと探っていくが、アタリの無さは相変わらず。

鮎ルアーを見切っているのか?

探り方が悪いだけなのか?

新鮮な苔がある流心付近が良いのか?

こちらもムキになって、流れの早い流心へと攻めていく。

あっ!根掛かり!

通常であればラインテンションを緩めれば流れで外れるのだが、今回ばかりはガッツリ系。ちょっとやそっとでは外れない。

ルアーを回収したくも、股下ほどの深さで流れも速い。ちょっと危険。

結局、ルアーをロスト。

残念ながら、お昼休み手前でストップ・フィッシング。

解禁日当日なのに、無念の撤収。

今年から鮎ルアーアイテムが充実

今回は残念な結果にはなったが、2023年から鮎ルアーが楽しめる河川がグッと増え他のと同時に、鮎ルアーアイテムも急増。

まずはカツイチ

鮎ルアーの先駆けとして、通常の鮎師が使うような友釣り用ルアーを“リアユ”と称してリリース。

そこからパームスも参戦。

カツイチとパームスとでコラボしているようで、パームス製の鮎ルアーを、カツイチからは「リスケード」パームスからは「エスケード」としてリリース。

リスケードの方は、友釣り用竿で使用できるようにエスケードをチューニングしているとのこと。

ダイワは「アユイングミノー」として、細身の鮎ルアーをリリース。

アユイング動画をyoutubeも多めに流しており、鮎ルアーへの本気度をアピール。

デュオは「流鮎」。見た目そっくりの造形美で勝負。

ハリス止めを背中側に設置することで、根掛かりを防ぐ効果があるようだ。

ジャッカルの鮎ルアー「オトリミノー」は、ジョイント形状のなまめかしい動きで勝負。

デュオやジャッカルの鮎ルアーは2,000円くらいするので、今の段階ではそこまでして買おうとは思えない。

やはり現実的なところで、パームスかダイワの鮎ルアーを選択することになるだろうな。

さらにルアーだけでなく、鮎ルアー専用ロッドまで登場。

パームス,ダイワと鮎ルアーロッド。

さらには、ゴールデンミーンまで。

さすがに、アユイング専用ロッドまで手を出す気にはならないが、鮎ルアーの勢いは増すばかり。

その勢いに反して、不肖ゆたりなの鮎ルアー釣果は散々。

今後も鮎ルアー、参戦するかは未定だが、このまま足が遠のいてしまうのも悔しい。

かといって、鮎もそんなに大きな魚では無いので、スズキやヒラメなどのような満足感は得られにくい。

さぁどうするか?

ここで再度冷静になって、酒匂川のコンディションを確認しつつ、様子を見たいと思います!

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