今年は釣れないくせして、ゴロタでのガッチリ根掛かりが半端なかったので、フロロ6号のリーダーをかなり消費。
今年はこのソルトルアーゲームに特化したプレミアムマックスショックリーダーをメインに使用してみた。
スプールが小さいので、こちらのほうが確かに携帯には便利なのだが、やはりラインが硬い。
やはりリアルFXと比べてみると・・・明らかにしなやかさは劣る。
手持ちのリアルFXが4号、プレミアムマックスショックリーダーの方は6号と号数が大きく違うが、その差以上にしなやかさが全然違う。
その差は歴然。
やはりリアルFXは、他のフロロリーダーと使い比べても、しなやかさは断然上。
それこそ、フロロラインの中でも最もナイロンラインに近いしなやかさをもっているのが、リアルFX。
なぜシーガーは、リアルFXを絶版にしてしまったのだろう・・・
まずは普段のサーフやゴロタで使用するには6号も必要ないと実感したので、今回は5号のフロロラインを購入。
しかも、絶版になったリアルFX並みのしなやかさを備えたフロロライン。
それは・・・
【シーガーFXR船】リアルFXの後継ライン
同じシーガーの船釣り用のフロロラインであるFXR船。
以前にもFXR船は注目していたが、今回とうとう購入。
【参考記事】
シーガー FXR船の特徴
リアルFXなみのしなやかさ
FXR船の最大の特長は、リアルFX並みのしなやかさ。
リアルFXと同じFNT(Flexible Non-Twist)製法を採用。
細かい製法や技術はよくわからんが、これにより通常のフロロカーボンラインにはないしなやかさと糸ヨレのしにくさ、縮れにくさを出しているようだ。
性能を示すレーダーチャートでも・・・
しなやかさは最高峰。
実際に触ってみても、やはりしなやかさはリアルFXとほぼ同じ。
フロロカーボンラインというとバッキバキに硬いイメージだが、このFXR船はナイロンラインに近いしなやかさを持つ。
「どーせリーダーに使うのなんて1メートルかそこらなんだから、しなやかさなんて必要ないでしょ!」と思ってたが、そんなことはない。
特にこのしなやかさが活きるのが、スナップへ結ぶとき。
スナップへ結ぶときにリーダーが硬いと、結束時の締め込みきらず、使用中に緩むことも。
特に太いリーダーを使用するときにそういったことが起こりうるが、このFXR船ならばしなやかなので結びやすいし、しっかりと締め込むことができる。
結束の組みやすさ
FXR船は、PEラインとの結束も決まりやすい。
現在はすっぽ抜けが起こらないFFノットで組んでいるが、FGノットで組んでいたときでもPEラインがリーダーにしっかりと食い込み、すっぽ抜けることなく、バッチリと結束を組むことができた。
FXR船に採用されている二重構造により、摩擦系ノットとの相性の良さを発揮しているのだろう。
充分な結束強度
もちろん、結束の組みやすさだけでなく、結束強度も充分。
これまで根掛かりして切れたときでも、結束部分で切れたことはまずない。
船用ハリスだからって、強度面や使用感がリアルFXに比べて劣ることはない。
リアルFX以上の低コスト
そしてこのFXR船の最大のメリットは、100mで2,000円以内というコストメリットの高さ。
一つ買っておけば、ヘタすると数年は持っちゃう。
とはいえ、現場で使う時は、さすがにこのスプールだとかさばるから・・・
このように、小さいスプールへ巻き替えて。
ナイロンラインのように経年劣化は少ないから、ストック分は直射日光を避けておけば、数年経っても安心して使うことができる。
場所や状況に応じて4号と5号の2種類を使い分けているので、もうしばらくは追加購入せずに済む。
まとめ
お気に入りのリアルFXは絶版になってしまったが、このFXR船があればもう大丈夫。
リアルFX並みの性能で、リアルFX以上のコストパフォーマンス。
結束強度はグランドマックスやグランドマックスFXのほうが上のようだが、サーフやハタゲーくらいならFXR船で充分。
船用ハリスではあるが、ルアーフィッシングでも普通に使えてお財布にも優しいから、ぜひFXR船を使ってみてね!
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