先日、とうとう店頭発売されましたね。
パームスのショアスロー用最新ジグである、スローブラットキャストロング。
今回は3カラー、いずれも30gのものを入手。
30g, 40g, 60gは11月に発売予定・・・今回は予定通り発売されたね! (;’∀’)
ちょうどこれからご近所サーフへ打ち込もうかと思っていた、このタイミングでの発売。ナイスですねぇ~! ( ^ω^ )
パッケージから取り出してみると・・・
おぉ、なかなかデカい!Σ(゚Д゚) まぁこれくらいでも、ヒラメ,マゴチは問題なく食い付いてくるけどね。
そこで今回は、ご近所サーフをテストフィールドとして、このスローブラットキャストロングを使ってみた。
まずは同重量(30g)であるジグパラスローを、スローブラットキャストロングとの比較対象として採用してみた。
初っ端から失望!リアのフックセッティングは相変わらず直ってない!
さて、早速使ってみましょうか!と思ったら・・・
あれっ?これって、リアフックの向きが下向きになってない??? ( ゚Д゚)ハァ?
写真写りが悪いが、購入した3つとも、すべてがリアフックの向きが下向きに・・・
以前にも記事にしたが、アンリパHP内「沼田純一の開発部屋」にも、リアフックは上向きが標準て書かれていたよな?
スローブラットキャストのフックを換装する際には、上の写真の向きを標準としています。
下からバイトするターゲットを捉えることと、フッキングした際に斜め上方から力が加わることを想定したセッティングです。
(「沼田純一の開発部屋」より引用)
自社HPで述べておいて、最近発売されたものでさえ改善されていない・・・今後の改善も期待しない方が良さそう。
まぁ、自分で付け替えればいいわけだし。
飛距離は・・・あながちウソじゃない
スローブラットキャストロングを実際に投げてみた。
垂らしを長め(ティップからバットガイド~リール位置くらいの長さ)でのペンデュラムキャストでキャスト。キャスト時はほぼ無風状態。
飛行姿勢は比較的良い方だと思う。少なくともクルクルと回転することは無い。
スカっと綺麗な飛行姿勢とまではいかないが、まぁいい感じ。
飛距離は、同重量(30g)の従来のショアスロージグとの比較で、9割程度。
比重の低い素材(Zライトメタル)を使っている割に、飛距離が出るな~という印象。
アングラーズリパブリックの説明動画では、通常の鉛製ジグと匹敵するくらいの飛距離が得られると述べていたが、あながちウソではないね。
これくらいならば、ストレスなく使い続けられそうだ。
沈下速度は通常の1.8倍程度遅い
さて、今度は沈下速度。従来のショアスロージグとほぼ同じ着水位置で、着底までの沈下をカウントダウン比較してみた。
従来のショアスロージグでカウント5程度で着底したのに対し、スローブラットキャストロングではカウント9程度で着底。
沈下速度は1.8倍程度の遅さ。
従来の鉛タイプのショアスロージグ、例えばスローブラットキャストスリムやスローブラットキャストワイドなんかを操作してすぐに根掛かりしてしまうとき、このスローブラットキャストロングに替えて操作するだけで、根掛かりを大幅に回避できる。
だから、根掛かり対策に通常の鉛タイプとの使い分けをするのも良いかもしれないね。
シャクった時の抵抗感が少ない
このスリム形状からも容易に想像できるが、シャクり上げた時の抵抗感が少ないので、軽い力でもしっかりとリフトすることができる。
よって、ロッド操作が楽。
通常のショアスロー操作をする程度であれば、テーリング等のトラブルも極めて少ない。
さらに、スローなタダ巻きでも充分泳ぐ。
浮き上りが早い分、通常のショアスロージグよりもゆっくり引ける。タダ巻きでも充分な武器になるとは思う。
早巻きすると、巻きの抵抗感はさほどでは無いのだが、クルクル回る。
まぁ、普通のメタルジグでも早巻きではクルクル回るから、回ることが魚の食いを妨げていることは無いと思うがね。
多少回転しようが、巻き抵抗は小さいから、逆に早い動きで誘う使い方もアリでしょうね。
まとめ
リアフックのセッティングが改善されていなかった点を除いては、非常に優れたジグであると実感。
スローだけでなく、ファーストにも使えそう。
いずれにせよ、コレをどう使いこなすか?他のショアスロージグとどのように差別化して使いこなすか?
上手くいくかは分からないが、ちょっと違う使い方を考えている。
まずはこのスローブラットキャストロングでしっかりと魚を釣り上げていきたいが・・・さぁ、いつになるでしょうかね! (;’∀’)
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