先日のドン深サーフショアジギングでソーダガツオ独り勝ちに貢献した、ジャックアイTG30g。
ここまで周りとの釣果差が出るとは思わなかった・・・それほどの独り勝ちっぷり。
ソーダガツオはかなりルアーサイズにシビアに反応するから、シラスを偏食しているときにメタルジグで釣果を上げるのは至難の業。
“ソーダを笑う者は ソーダに泣く”
弓角にはバシバシ釣れて、メタルジグには何も反応しない。
この偏食したマルソーダには、過去にもさんざん辛酸を舐めさせられた。
ソーダ対策として、密かにメタルマルやトレーラーとして小さいワームを使用したり、ジグサビキなんかも確かに検討したこともあった。
そんなシラス食いのソーダ対策に、ジャックアイTG30gは絶大な効果を発揮する。
そんなシラス食いのソーダ対策の救世主となるジャックアイTG30gについて、改めて述べてみたい。
ジャックアイTG30gの極小サイズ感
ショアジギングでのシラス食い対策で最もこだわるのが、メタルジグの重量とサイズ。
通常の鉛製ジグでは、ジグのサイズを落とすと重量も落ちるので、飛距離が落ちる。
少なくともサーフのショアジギングでは、使い勝手も考慮すると30グラムのメタルジグを標準に使っているが、20グラムでは飛距離が格段に落ちる。
その点でジャックアイTG30gは比重の高いタングステン製であるため、30グラムでもサイズが45mm程度。
サーフでのショアジギング標準の重量なのに、弓ヅノ相当の極小サイズ。
だからストレスなく飛ばせ、ストレスなく釣れまくる。
しかも、このサイズの小ささゆえ、早巻きでも水切れがよく、巻き感が非常に軽くて扱いやすい。
トレーラーとして小さいワームを使ったり、ジグサビキなんかを使ったりというのは、リグるのが面倒。しかも、ルアーローテーションも面倒。
何が起こるか分からないサーフでのショアジギングで、ルアーローテーションに多くの時間を要するのは、即、ボーズに直結する。
ソーダのナブラが起きた時に、すぐにルアーローテーションできるジャックアイTGは非常に重宝する。
左右非対称形状による泳ぎ
では、タングステン製ジグならば、何でも良いのか?
大抵のタングステン製ジグは、タダ巻きだとアクションが小さい。
アクションが小さいから釣れないとまでは言い切れないが、多少なりともアクションしてくれた方が、ターゲットへのアピール力も違うだろう。
ジャックアイTG30gは、よく見ると左右非対称。
メーカー側の説明では「左右非対称設計によるフォール時のヒラ打ち&水平フォールで弱った小魚を演出」とある。
左右非対称にすることで、タダ巻きでも泳ぐようにもなっているのだろう。
左右非対称形状と30gというウェイトの両バランスが合うことで、タダ巻きでも泳ぐのだろう。
【ジャックアイTG30g】使用上の注意
塗装が剝がれやすい
これだけ優秀なジャックアイTGだが、塗装が剥げやすいのが難点。
サーフで1度しようするだけで、ほぼ塗装が丸ハゲ状態。
タングステンは鉛に比べて塗装のノリが悪いので、ある意味仕方がないのだが、気になる人は使用前にウレタンコーティングすると良いだろう。
ちなみに自分は、塗装が剥げても気にせず使っている。
それでも問題なく釣れるんでね。
アシストラインの長さに注意
ジャックアイTG30gは、アシストフックは付属していない。
したがって別にアシストフックを装着する必要がある。
そのアシストフックであるが、アシストラインがジャックアイTGのボディ長より長いものを使用すると、魚が掛かった時にジグが振れるため、途端にバレやすい。
理屈は分かっていたが、実際にやってみると、ホントに良くバラした・・・(;’∀’)
この長さにした時は、ホント、よくバレた。バレまくったorz
ボディ長に対して半分程度のアシストラインの長さにすれば、バラシは激減する。
まとめ
以上、ジャックアイTG30gについて、再考察をしてみた。
同重量のメタルジグで、これほどのシルエットの小さいものは他に見かけない。
このメタルジグは思った以上に泳ぐし、思った以上に釣れる。
とにかく、これはサーフでのショアジギングでは必携。
お店では置いておらず、通販でもなかなか見られないので、見つけた時は複数購入し、常に5個くらいストックしている。
シラス食いのソーダガツオに悩まされている方こそ、忍ばせておきたいメタルジグ。
このジャックアイTG30gで、弓ヅノアングラーに負けない釣果をたたき出そう!( ^ω^ )
コメント
ジャックアイTGなかなかの実力があるようですね。
ところで、同じ30gのメタルジグでも高比重のTGだと沈下速度が速くなりますよね。
これだけシルエットが小さいということは、沈下速度がさらに速いとおもいます。
ショアスローと対局な釣り方になるような気がしますが、アクションはワンピッチジャークや高速巻きのような早い動かし方になるのでしょうか?
同じフォールでもひらひらさせて魅せるというより、ストンと落とすようなリアクション的な釣りになるのでしょうか?
今日たまたま釣り仲間とメタルジグの重心バランスとフォールのスピード・アクションの話で盛り上がり気になりました。
匿名さん、アホアホブログへようこそ!
私の場合、タングステン製,しかもシルエットが小さいことを活かしての早い動きを実施しています。先日の釣行では、フォールで食わせるというより、私の場合はタナへ早く入れるための意識の方が強いです。ターゲットにじっくりと見せないということと、手返しの良さを優先しての釣りになります。少なくともタングステン製ジグでひらひら魅せることはできないとは思っています。
とはいえ、ハッキリ言って何が正解かなんて分かりません。その場でいろいろ試してみて、魚の反応が良いアクションが正解と思っています。単にそれだけです。
匿名さんに対する回答になっているかは定かではありませんが、何かございましたら、再度コメントください。ただし、「匿名」でなく、是非ともなんかしらのハンドルネームでお願いします。
今後とも、アホアホブログをよろしくお願いします!(^^♪
おはようございます。
昨日のコメントは、私でございます。
何故か?ハンドルネームが消えてしまったようです。
今度、釣り仲間と沖堤防に渡船して青物祭りを開催したいという話からメタルジグは何が良いかと言う話になりました。
ブースカさん、そうでしたか!大変失礼しました!匿名で、なんかクレーマーチックな感じだったので、少し躊躇してしまいました。
ソーダガツオは特にジグのシルエットにはシビアに反応するので、このジグは良いですよ〜。
ところで、そちらでもソーダガツオって回ってくるんですかね?
本当にすみませんでした。
我が家のPCは、勝手に何かをバージョンアップして今までの設定をクリアするんです。
今回も同じパターンでした。
ところでコメントがクレーマーチックでしたか(汗)。おかしいなぁー(笑)。
こちら震災前はソーダガツオが良く釣れましたが、ここ数年都市伝説になっています。
ソーダガツオが釣れていた頃は、まだ海釣りを始めたばかりで変わったサバだとおもっていました。みそ煮で食べたらパッサパッサで不味く、その後全部リリースしていました。ある日、地元のおんちゃんにカツオだから刺身で食ってみろと言われて食べたのが最後の1匹になっています。刺身美味かった。
釣り愛好会の人とメタルジグの話になり結果、シルエットが5cm位で・飛距離が出て・フォールでの集魚力があり・キビキビ泳ぐ・メタルジグが欲しいという話になりました。
ブースカさん
違う違う!「匿名」となっていたこと自体でクレーマーチックと感じただけで、コメント内容はそう思っていませんよ!だからこそ真面目に回答したわけですし。逆に誤解をさせてしまったようで、申し訳ないです!
そちらは震災を境にソーダが釣れなくなったんですか・・・そちら辺りまでがソーダの北限なんですかねぇ? (・・?
近く、東伊豆の漁師めしである、ソーダのタタキの「うずわ飯」を食べに行こうと思います。そんなに生は旨いんですか!楽しみー!
ジャックアイTGがフォールでの集魚力があるかは定かではありませんが、キビキビは泳ぎますよ。ジャークしても水切れ良く動き、非常に使いやすいと思います。釣り愛好会の方とのお話にあった理想には近いとは思いますよ!
マイクロフリップって、オフショアなら縦の変則的な変化を狙い
ショアなら巻きの釣りではなくロッドアクションからのバックスライド等の動きを誘発させることを狙った商品じゃないんですか?
匿名さん、こん〇〇は!
正直、メーカーの狙いなんて、私には知らないし、どーでもよいです。単に私の使用感を述べただけです。
使ってみた方が感じたこと、その人なりの解釈で良いと思います。使い続けていけば、また違った解釈が生まれるかもしれないし。それが釣りの楽しみにもなると思います。
ただ、少なくともご指摘のバックスライド等の動きは、私の確認した限りでは無いですね。比重の低い金属よりは、思った以上に動きが無いという印象です。