ヒラメタルZの出現で、ダイワのフラットフィッシングに対する迷走ぶりが垣間見えたが・・・この不肖ゆたりなの「ゆたりなアイ」ではそのように見えたが、ダイワ側としてはどうなのだろうか? (・・?
まぁ、あのルアーの欠点が解消され、リアのティンセル効果があるのならば、使ってみてもいいかもしれないが。
ジグで1,300円てねぇ・・・アタクシには必要ないが(;’∀’)
そんなZの話は置いといて、今回はZじゃない方のヒラメタルについて。
ヒラメタルには、30gと40gがラインナップされているが、今まではショアスロー中心の使い方だったので、使用感の良い30gを好んで使っていた。
サーフで使用するには、30gがトータル的に優れていると感じていたから。40gではちょっと重すぎるかなと感じていた。
しかし、最近になって、40gのヒラメタルの重要性も感じるようになってきた。とはいえ、30gのものとは異なる使い方で。要は、同じヒラメタルでも、30gと40gとで使い分けをした方が良いと思えるようになってきた。
そこで今回は、ゆたりななりのヒラメタル30gと40gとで異なる特徴,およびその特徴を活かした使い分けについて述べてみたい。
ヒラメタル 30gはショアスロー中心の攻めに
とはいえ、メインで使用するのは、やはり30gの方。
キャスト時も持ち重り感無く軽く投げることができるし、着底後のリフト感も軽い。
当然、スローリトリーブでも浮き上がりやすく、ゆらゆらと魅力的な動きをする。
ヒラメタル30gはこれまで通り、沖目をショアスロー中心で、ブレイクに差し掛かったらスローリトリーブによるタダ巻きを中心でおこなうのが良い。以前から提唱しているヒラメタルの使い方は、30gの方ではまったく変わらない。
【関連記事】
・ヒラメタル(ダイワ):オレ的ルアーシリーズ 2016.03.08
ヒラメタル 40gはスローリトリーブ中心の攻めに
一方のヒラメタル40g。
40gに関しては、ハッキリ言ってこれまでは積極的に使ってこなかった。
その理由は、重量感がある故、操作がかったるいため。
もう一つの理由は、ショアスローで使用する際、リフト時に水の抵抗を受けやすいため、妙に重く感じること。特に根掛かり帯をボトムスレスレで細かなリフト&フォールを繰り返すと、40gではかなりかったるいのだ。
とはいえ、ヒラメタル40gの方は、実際にやっていただけると良く分かるが、リフト時にロッドティップに大きなブルブル感を感じるために、良さげな印象をもった方もいるかもしれない。
しかしあれって、実はヒラメタル自体が水の抵抗を受けすぎて回転しているからなんだよね・・・回転しているからと言って、釣れないことはないんだけどさ。
では、40gをどう使っていくべきか?
それは、ダイワがヒラメタルで推奨している使い方を素直にすればよいということ。要は、常にスローリトリーブによるタダ巻き。これが最も使いやすい。
特に、使い分けるシチュエーションとしては、若干うねりが強かったり、横風が強かったりするとき。
そんな状況の時、30gではショアスローは当然やりにくいし、タダ巻きをしたとしても、すぐに浮いてしまい、操作感が非常に悪い。
40gの場合、そんな30gではショアスローやタダ巻きもしにくい状況下において、飛距離も稼げるし、タダ巻きでも適度なラインテンションを保ちながら底付近をスローリトリーブしやすいのだ。
ただし、先述にもあるように、早巻きすると水の抵抗を受けすぎてクルクル回ってしまうので、回らない程度のスローリトリーブが基本となる。
ヒラメタルの場合、裏表でカラーが異なるので、スローリトリーブだけでも、ゆらゆら揺れた際に隠滅効果が高いため、単色よりもアピール力が強いと感じている。
それがヒラメタルをNo.1とする理由なのだ。
まとめ
ヒラメタルは、ショアスローを始めてから今日まで、オレが変わらず使い続けている唯一のジグ。
あとはコスパ,操作性が良いジグパラスローくらいしか、ショアスロー用ジグとしては使っていない。
ヒラメタルに関しては、この30gと40gの使い分け、あとはオレ独自のフックセッティングさえしておけば、他のジグはいらないと断言できる。それくらい使いこなした自信がオレにはある。
いろんなルアーを試すのは良いが、無駄に多くのルアーを試したところで、単にお金の無駄遣い。
それだったら、自分の気に入った一つのルアーをとことん使い込むことが、ルアーの本質を理解するうえでも、釣りを上達させる上でももっとも大事な要素であると考える。
こんなに完成度の高いヒラメタルがあるのだから、もっとヒラメタルを前面に出して売れば良いのにと常日頃から強く感じているのだが・・・まぁ、メーカー側の販売戦略もあることだからね(;^_^A
そんなメーカー側の話は置いといて、オレなりのヒラメタル30gと40gの使い分け、是非とも試してみてはいかがだろう?
試してみると、オレが言っていることがよ~く分かると思うよ!
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