先日の、雨の中の芦ノ湖釣行。
ウェーダーにウェーディングジャケット,レインウェア。
それなりの雨対策をして釣りに臨んだが・・・
袖口から雨がツツツーっと入り、肘までビッチャビチャ。
雨の日はほぼ釣りしないけど、まぁそれなりに予想はしていたが・・・
雨の中の農作業でも、何度か同じ経験をしているだけに。
レインウェアの袖口部分って、どうしても雨が侵入するのよね~・・・(*´Д`)
高級レインウェアでも、濡れるものは濡れる
そう。
雨の日にいくら良いレインウェアを着ても、完璧に雨をしのげるわけではない。
雨の侵入経路としては、たいてい首回りか袖口部分。
ゴアテックスのような最上位品のものでも、この部分だけはどうしても厳しい。
なので、いい金額を注いでまでゴアテックスのような最高級レインウェアを買う意味がないし、そもそも雨の日に釣りするなんてそんなにないので、そんな低い使用頻度でレインウェアに多額の投資なんてかけられない。
むしろワークマン製品にあるレインウェアだって、雨風凌ぐぐらいであれば充分。
いくら防水性の高いレインウェアを着ても、ここからの雨水侵入を防ぐのは至難の業。
このように袖口をマジックテープとかで締めるタイプのレインウェアが多いが、そんなくらいでは雨水の侵入を防げるわけもなく。
ちょっと凝ったものだとこーんな袖口のものもあるが、これだって雨水を防ぐことはできない。
常に腕を下げた状態でいるならこれでも充分だが、雨の中での釣りや作業する際は、腕を下げたままでいることなんてないし。
となると、やはりこの袖口部分は、何かしらの雨水侵入対策を考えなくてはならない。
“レインカフス”ってなに?
その袖口部分の雨水侵入対策となるのが、レインカフスというアイテム。
密着性の高いリストバンドのようなもので、リストカバーなどと言ったりもする。
その多くは、伸縮性の高いラバーやクロロプレンの切り落としのような、単純なもの。
そんなのもあって、価格もだいたい1,000~2,000円くらいの、お手軽価格なものが多い。
しか~し・・・
情報を調べた限りでは、そんなレインカフスでも、多くは雨水の侵入をシャットアウトしきれないようだ。
なかなか難儀なんだな・・・(*´Д`)
口コミで高評価!「スローテーパー」のオリジナルレインカフス
そんな中、さらにネットで調べてみると、なかなか秀逸なレインカフスがあるという情報が!
どうやらそのレインカフス、一般にあるような単純なリストバンド的なものではなく、素材も含めて考えられて作りこまれているもののようだ。
その分、お値段もそれなりにイっちゃってるわけだが。
ヘタにやっすくて使えないものより、ちょっとは値が張るが安心感の高いもののほうが良いしね。
そんなレインカフスだが、Amazonや楽天で見かけるようなもんでなく、かなーり限られたところでしか販売してないようで、しかも品薄とのこと。
そんなスペシャルなレインカフス、こちらのサイトから購入してみた。
【レインカフス】スローテーパーのオリジナルを入手してみた
そんなことで、今回購入したのがこちら↓
スローテーパーの、オリジナルレインカフス。
ココで購入。
ネットで調べたところ、ウエットスーツ製造のノウハウを採り入れたようで、すべて職人による手作りとのこと。
そうなれば、もちろんお値段もそれなり。一般品の倍以上はするという逸品。
しかもこのレインカフス、カラーラインナップも多彩。
ワンポイントのオシャレを演出するのにも、カラーの選択肢があるのはいいよね。
いずれにせよ、それなりに高価なものなんだから、こちらの期待値もそれなりに高い。
さぁ、このスローテーパーのオリジナルレインカフス、いったいどんなものなのでしょうか?
構造
このスローテーパーのオリジナルレインカフス。
表面の見た感じは、普通のクロロプレン素材のレインカフス。
しかし、裏面を見ると・・・
ココこそが、このレインカフスの肝。
手のひら側数センチが別の素材となっており、をひっくり返してみると、クロロプレンとは違う、生地自体が薄手の柔らかい素材となっており、これが肌への密着性を高めている。
手のひら側手前数センチのこの部分の密着度の高さによって、手のひら側への雨水侵入を完全にシャットアウトしてくれるようだ。
着脱具合
これをレインウェアを着たまま、着脱してみた。
口部分がかなり狭いので、かなりきつく、はめづらい。
逆に外す時もきついので、なかなか大変。
内側の生地がかなりデリケートっぽいので、なるべく爪を立てないように取り扱ったほうがよさそう。
着脱はそれなりにきつくいけど、どのタイプの袖口にも着脱は可能。
装着感
着脱はかなりきついが、いったん装着すると、意外なほど締め付け感は無い。
縫い目部分のあたりもなく、長時間付けていても違和感すら感じない。
手首を動かしても、大きなツッパリ感などはそんなに感じない。
逆に適度なホールド感,フィット感で、安心感すら感じる。
雨の中、使ってみた
雨の中のご近所サーフ釣行、このレインカフスを使ってみた。
時は11月下旬、気温が下がって10度前後。
じっさいに試してみたが、袖口からの雨水侵入は、完全にシャットアウト。
別のタイミングにバケツの水へ数秒ほどレインカフスのところまで浸水させてもみたが、それも大丈夫。
さすがに長時間浸水させたら厳しいだろうが、数秒程度であれば、充分に水の侵入は防ぐことはできそうだ。
そして、さらにこれの優れているのが、装着時の不快感がまったくないこと。
不快感どころか、手のひら側の肌に触れている素材が柔らかく、装着感が気持ちいいと思えるほど。
意外なほど妙な締め付けや不快感はなく、ひっじょーに快適。
そして、この袖口部分の密着により、スースーすることなく保温性も保たれている。
冬場は袖口から冷気が入るとけっこうつらいもんだが、防寒対策にもこのレインカフスを装着しても良さげだね。
これはいい!
スローテーパー・オリジナルレインカフスのまとめ
以上、スローテーパーのオリジナルレインカフスを解説してみた。
雨に限らず、意外にも防寒対策にもなりうるので、使用頻度は高くなりそう。
安いのを試してないので単純比較はできないが、これを使った時点で、もう完璧。
目立つアイテムではないものの、細部までこだわって作られた逸品。
個人的にはレインウェアよりレインカフスのほうにお金をかけたほうが、コストパフォーマンスは高いでしょ。
けっこう品薄アイテムなので、ネットで見かけたら、ぜひ入手して試してほしい。
ケチケチアングラーのこの不肖ゆたりでさえ、超絶おススメですよ!
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