【ロッドエッグ(ジャクソン)】並継ロッドの固着も楽々外す!だけじゃない便利グッズ

その他

今回は、大事にロッドを扱うための便利グッズネタ。

先日、とあることがきっかけで、急いでAmazonからあるものを購入。

それがコレ↓

以前にフェルールワックスネタでもご紹介した、ジャクソンの『ロッドエッグ』

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ロッド継目を外すときの問題点

ロッドの継目を抜くには、ロッドを素手のまま掴むよりも、手のひらが滑りにくい素材を用いたフィッシンググローブや、百均なんかにあるラバーシートなどを使うのが効果的。

しかし、細いロッドだとこれらだけでは握りにくく、どうしても一定以上の握力は必要になる。

だから、ついついこのように継目に親指でガイドを引っ掛けて捻ってしまいがち

これを繰り返すと、ガイド元に負荷を掛けてしまうので、このように樹脂が割れてガイドが抜けることも。

いつもは釣りを終えての撤収時は手のひら部分が滑りにくいフィッシンググローブをはめて外していたが、やはり細いロッドは握り込みにくいこともあり、どうしても抜けにくい時はガイド部分へは指を掛けて外していた。

おまけに最近は加齢で指の腱鞘炎が発生。どうしても細いものを強く握れなくなってきたので、ますますガイドに指を引っ掛けがちだった。

このようにしかたがない面はあるものの、あれだけフェルールワックスネタで注意喚起しておきながら、当の本人がこの始末。
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気付けば、ガイドがわずかにグラグラと緩み始めた。

ワイルドコンタクトが廃棄処分となり、ラフサーフに次ぐ替えのサーフロッドがない今、ラフサーフまで使えなくなってしまったら精神的ダメージはすこぶる大きい。

自分にとって大事なサーフロッドである、ラフサーフ。

たかだか継目の抜き差しにすぎないが、これ以上ロッドの状態を悪化しないよう、真剣に考えるようになったわけ。

『ロッドエッグ』を使ってみた

そこで、以前のフェルールワックス記事でも紹介した、ジャクソンの『ロッドエッグ』なるものを購入。

まずは正しくロッドの継目を外すことを目的に、実際に使ってみた。

コレを使えば、ガイドに親指を引っかけることなく、ロッドの継目を楽に外せるはず。

しかも600円程度で、値段もお手ごろ。

これくらいの価格の便利グッズなら、積極的に買って試すのにはいいよね。

ロッドエッグの外観

まずはロッドエッグの外観。


「ロッドエッグ」というだけあって、卵くらいのサイズ感。ちょうど手のひらに収まりやすいくらいの大きさ。

これなら少しの握力でも握り込みやすい。

また、ライフベストのポケットにも収まりやすい。

ロッドエッグの素材

ロッドエッグの素材は、エラストマーを使用。

ロッドを挟むのにも大きな抵抗なくはめ込むことができるし、なにより滑りにくい。

【ロッドエッグ】使い方,使用感

並継ロッドの着脱

まずはロッドを継ぐとき。

ロッドエッグをこのようにティップ側のジョイント近くにはめ込む。

そして、手のひらで握り込んで、しっかりと押し込んでロッドを継ぐ。

そして、釣行後のロッドを抜くとき。

継ぐ時と同様、手のひらでロッドエッグをしっかり握り込んで抜く。

素手よりも握り込みやすくて滑らず力の伝達効率が高いので、より確実に抜き差しができる。

並継ロッドの固着を外す

そして、並継ロッドでもっとも困るのが、固着して抜けなくなったとき。

固着したロッドの外し方として、継目部分を冷やしたり、二人がかりで引っ張ったりといった方法もあるが、いずれも釣り場や一人で釣りをしているときには現実的とは言えない。

そんなとき、グリップが効いて握りやすいロッドエッグを持っていれば、一人の力で容易に外すことが可能。

抜けないときってついついガイドに親指を引っかけて捻ってしまうが、このロッドエッグがあれば、それに伴うガイド破損も未然に防ぐことができる。

【ロッドエッグ】他にこんな使い方も

ロッドエッグは、ロッドの継目を外すほか、こんな使い方も。

ロッドホルダーとして

ロッドエッグは、ロッドの抜き差しに使用する真中の穴以外、その外周にサイズの異なる穴が存在する。

これはロッドホルダーとして使用するためのものであり、ロッド径に応じて取り付けが可能。

2ピースロッドを、このように束ねることができる。

穴のサイズが合えば、5ピースまでのパックロッドなら、束ねてのホールドも可能

ただし、ロッドホルダーとしてつかうなら、ロッドエッグを上下に2つ備える必要があるがね。

これの良いところは、ロッドのピース同士が接触しないので、ブランクスどうしやガイドが当たることでの傷が入りにくいという点。

自分の場合、ロッド収納にはコレを使っているので、しばらくはロッドエッグをロッドホルダーとして使うことはないかな。

竿置きとして

特に堤防などにロッドを立てかけておくときなど、ロッドのブランクスへコンクリートが直接触れないよう、竿置きとしても使える。

堤防でロッドを立て掛けることができるような場所では、軽くおいただけでもブランクスにガリッと傷が入りやすい。

そこで、このロッドエッグを装着すると・・・

ブランクスに傷が入る心配をせずに、安心して立て掛けることができる。

ちょっとしたことだけど、ロッドを大事に扱いたい人にとっては、ありがたい機能だよね。

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ロッドエッグで正しく継目を外そう!

便利グッズとしてはニッチの部類に入るかもしれないが、これはなかなかの逸品。

これはもっと早く持っておくべきだったかもしれない。

ロッドの継目が固着したときに限らず、継目を外すときは常に使うことで、ガイドに親指をかけて外すことによる破損を防ぐことができる。

サイズ的にもライフベストの小さいポケットにも収まるので、釣りをしている途中に継目の緩みが気になり出したら、ロッドエッグを取り出して締め直すのにも良いよね。

ロッドエッグはメバルやアジなどのライトロッド用のSサイズも用意されている。

600円程度でこれだけの効果があるのなら、持っておいて損はないと思う。

大切なロッドを守るためにも、ぜひ使ってみてはいかがかな?

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コメント

  1. ちゃー より:

    コレ以前から気になっていました。というのも、スナイプは印籠継なので真っ直ぐ抜き差ししなければいけないのと、ティップ側が小口径でガイド数が多い為、継ぎ目の近くにガイドが有るのでいつも気を遣う作業です。私は手が大きいほうなので尚更です。もちろんフェルールワックスは使っていますが、これからの寒い時期にも重宝しそうですね。近々購入してみようかな…

    • ゆたりな より:

      ちゃーさん、いつもコメントありがとうございます!

      そうか・・・RGガイドを搭載しているスナイプは、確かに継目を抜くときにかなり気を遣いそうですよね。まさにロッドエッグはそういったロッドには最適だと思います。

      ぜひ試してみてください!

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