【ポラマックスプロ(コダックレンズ)】タレックスに勝るとも劣らぬ偏光レンズ

タックル

釣りに最高な、秋のシーズン真っ盛り。

しかし、最近はご近所サーフ近辺の駐車禁止でやる気が失せ、隙間時間はもっぱら庭仕事に没頭している。

特に庭仕事の中でも脚立に乗りながら松の剪定をしているのだが、この時期は日に日に西日が強くなり、裸眼での作業はまぶしすぎて辛いので、偏光グラスが欠かせない。

そんな偏光グラスだが、最近になってタレックス以外で気になっている偏光レンズがある。

それが、コダックレンズの『ポラマックスプロ』

引用:コダックレンズHP

このレンズはね〜、ちょっとすごいよ。コダックレンズの説明が本当ならね。

もちろん、豊富なレンズカラーや情報量の多さではタレックスが群を抜いているのは変わりないが、コダックレンズのポラマックスプロが持つ独自の機能に注目。

今回は、そんなコダックレンズのポラマックスプロについて語ってみたい。

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最大の魅力は「ネオコントラスト」

ポラマックスプロに着目した最大の理由。


引用:コダックレンズHP

それは、人がまぶしいと感じる黄色領域の波長をカットできる「ネオコントラスト」を偏光サングラスに採用していること。

引用:コダックレンズHP

「ネオコントラスト」とは、眩しさを抑えてくっきり見える、コダック独自の技術を採用したレンズ。これを偏光グラスに取り入れて付加価値をプラス。

通常の偏光グラスを分光透過曲線で示すと・・・

可視領域は、ほぼ平坦な曲線を示す(写真はトゥルービュー)。


ちなみに、こちらはコントラスト協調型のアクションコパー。450〜600nmにかけて大きくえぐれた曲線になっている。

一方、ポラマックスプロの分光透過曲線というと・・・

引用:コダックレンズHP

550〜620nmあたりでシャープな谷間となっている。

アクションコパーのと比べても狭い範囲でズバッと落ちているのがわかるが、ここまでの波長を従来のカラーでは作ることができないようだ。

ちょうどこの部分はまぶしさを感じる黄色領域の波長であり、この領域の光をピンポイントに抑えることで2つの効果を得ることができる。

そのうちの一つは、まぶしい光を選択的に抑えることができる点。

そしてもう一つの効果は、輪郭を強調するコントラスト性が向上する点。

通常コントラストを上げるにはブラウンなどの色味を加えるのが定石。

タレックスレンズでは、自然な見え方のトゥルービューに色味を加えることで、ナチュラル性とコントラスト性を兼ね備えたのが、トゥルービュースポーツ。

これがポラマックスプロならば、色味を加えずにネオコントラスト機能を加えることで、自然な色合いのままコントラスト性能を出すことができる。

つまりポラマックスプロは、ナチュラルで明るい視界なのに、確実にまぶしさをカット。しかもクッキリ鮮明

トゥルービュースポーツはタレックスレンズの中で一番の人気だが、個人的には色味が気に入らない。

よけいな色味を加えなくても、ナチュラルな視界でクッキリと鮮明に見えるというなら、これ以上のことはないよね。

これは他の偏光レンズでは成しえない、唯一無二の偏光レンズでしょう。

注目は、『ネオライトグレー』

そんなポラマックスプロの中でも、個人的に注目しているレンズカラーが『ネオライトグレー』

引用:コダックレンズHP

ネオライトグレーは、タレックスでいう「トゥルービュー」に相当するレンズカラー。

インターネットでいろいろ調べてみると、トゥルービューよりも少し青みが加わった、ナチュラルで明るい視界とのこと。

先日の記事でも述べたが、最近はブルー系レンズに注目していただけに、これはちょっとうれしいかも。

それでいて、まぶしい光を大幅にカットできるというんだから、もうこれは理想的な偏光レンズと言って良いでしょ!

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ポラマックスプロは6色しかない

こんなに魅力的で唯一無二の偏光レンズのポラマックスプロだが、レンズカラーが6色しかない

引用:コダックレンズHP

ただし、よく考えてみれば、この唯一無二の特性さえあれば、そんなに多くのレンズカラーは必要ないかも。
この6色ですべての状況をカバーできれば良いわけだしね。

確かにタレックスは多彩なレンズカラーで状況に応じてチョイスできる楽しみがあるが、ポラマックスプロは1つのレンズで幅広く対応できるオールマイティな偏光レンズと言えるだろうね。

ポラマックスプロの情報,取扱店舗が少ない

これだけ魅力的な偏光レンズなのに、ポラマックスプロに関する情報が非常に少ない

タレックスは自社ホームページなどで豊富な情報量を提供しており、偏光グラスを多用する分野の有名人を最大限利用してのアピールなど、販売戦略が上手い。

一方のポラマックスを製造,開発しているコダックは、これだけ差別化できる商品があるのに、アピールがとても下手。

外資系企業って、そういうところが雑だよね。

日本国内に限った話をすれば、対タレックスとのシェアの差は、販売戦略の差とも言えるんじゃないかな。

また、取扱店舗が少ないのも難点。

少なくとも、地元である神奈川県内でポラマックスプロを取り扱っている店舗が、横浜近辺に限られてしまう。

小田原に比較的近いところでは、静岡の三島や沼津にも取扱店があるようだが・・・もうちょっと取扱店を増やしてくれないもんかな。

せっかく優れた機能で差別化できているのに、ちょ〜っともったいないよね〜。

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まとめ

以上、コダックレンズのポラマックスプロについて、気になるところを語ってみた。

もちろん、今持っているタレックスで充分満足しているが、ポラマックスのこの尖った性能はかなり気になる。

常にまぶしい光はカットしてほしい。視界は明るく、ナチュラルでいたい。コントラスト性能も欲しいけど、茶色や黄色などの色味はちょっと苦手。

・・・ポラマックスプロなら、そんな理想を叶えてくれそう。

タレックスレンズと見え方の差がどれほどのものかをぜひお店でトゥルービューと掛け比べてみたいのだが・・・近くに店舗がないのでね。

できれば、タレックスもコダックレンズも扱っている店舗で試したいが、そうなると店舗がさらに限られる。

掛け比べの機会があったら、また改めて本アホアホブログにて報告したいと思います!

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