【スローブラットキャストオーバル(パームス)】フォールの工夫を凝縮したメタルジグ

元気ですかっ!Σ(゚Д゚; )ビクッ!
 
元気があっても 釣れないものは釣れない
 
さてさて、やって来ました!ご近所特打ち!
 
16時過ぎエントリー。波は小さい。昨日夕方雨がけっこう降った割には水質が良さ気。

最近はマズメ時の朝練,特打ちとも時間が取れず、久々の特打ち。
  

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スローブラットキャストオーバル

 
今回の第一目的は、先日入手したスローブラットキャストオーバルを試すこと。
 

入手したのはいずれも40グラム。

スローフォールを意識した素材と構造

オーバルはこれまでのスリムやワイドと違い、鉛より比重の低い金属「Zライトメタル」を採用。
Zというくらいだから、おそらく亜鉛の割合を多くした合金なんだろう。

そして水中の抵抗を大きく受けるよう、平らな形状。

さらに表面積を確保すべく、ディンプル構造にすることで、よりスローなフォールを実現。

素材,構造ともにスローフォールに特化した、これまでにないメタルジグに仕上がっている。

ただ・・・見た目からして、飛ばなそう。

スローフォールに特化したはいいが、明らかにキャスト時の空気抵抗をもろに受けて失速しそうだが、どうなんでしょうね。

スローブラットキャストオーバルをサーフで使ってみた

そんなスローブラットキャストオーバルを、サーフで投げ倒してみた。

意外とキャストフィールは良い

 
さてキャストの方は・・・

これだけ幅があるので、さすがに素早く振り切るのは、ちとしんどい。

たらしを長めにとってのペンデュラムキャストで、ロッドのバッド部分にルアーの重みを乗せるイメージで、しっかり曲げて投げると良い。
これで投げれば、飛行姿勢が乱れず、比較的きれいな飛行姿勢で飛んでいく。
 
飛距離は・・・他のスローブラットキャストスリム,ワイドに比べて、やはり15~20%程度は落ちるかな。こればかりはしかたがない。

ティップに伝わる大きなフォールアクション

 
次にフォール。

これは確かにゆっくり、しかもテンションフォールするとティップに動きが感じられるほど、大きくアクションしながらのフォール。
 
予想通りではあるが、スリム,ワイドに比べ、リフト時にはそれなりに抵抗を感じるが、操作性は思ったほど悪くない。

スローフォールだけを目指すなら、メタルジグである必要ないかも

おおむね操作性は悪くないオーバルだが、スローフォールを目指すために比重の低いメタル素材を使っているため、どうしても飛距離や操作性は多少なりとも犠牲となっているのは否定できない。

特に飛距離については、サーフで使用するのに20%近く飛距離が落ちるのはいただけない。

そこでちょっと思ったのだが、単にスローフォールを目指すだけなら、別にメタル素材に限定せずとも、樹脂製のシンキングルアーを用いても良い気がしなくもない。

フォールアクションの質を気にしなくて良いのであれば、例えばぶっ飛び君95Sのような飛距離が出て、フォールスピードが遅い樹脂ルアーを選択するのもアリかなと。

ただし、オーバル独自のフォールアクションを求めるのであれば、それはそれでアリかなと。

飛距離を犠牲にせず、スローフォールを求めるのであれば、樹脂系のルアー。

多少の飛距離は気にせず、他にはないフォールアクションを求めるのであれば、オーバル。

そんな考えで使い分けると良いかもしれないね。

まとめ

肝心の釣果はさっぱりだったが、ある程度スローブラットキャストオーバルの使用感を得ることができた。

これまでショアスロー用に使ってきたスローブラットキャストシリーズ(ワイド,スリム)やヒラメタルを軸とし、オーバルがそれらを補完する役割を担うことを期待するが、スローフォールがどれだけ効くのか?今後も試していきたい。

正直言って、ただでさえ魚影が薄いご近所サーフでは、そこまで明確な差となって釣果にあらわれることはないだろう。

どちらかといえば、凪でブレイク付近にいるヒラメ,マゴチをていねいに探る時に使いやすいのかなーと。

細身のルアーの方がベイトフィッシュの形状に似ているので、こういった幅広のメタルジグって敬遠されがちだが、ポイント的にこういったオーバルを投入するのも面白いかもしれないね。

いろんなことを試す意味でも、このスローブラットキャストオーバルを使ってみてもいいかもね!

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コメント

  1. スナフキン より:

    お疲れ様でした。サーフは、申し分ない良い状況でしたが、肝心の良型が、居ませんでした、あるいは、食わなかったですね〜〜!!食わせる方法を、お互い、研究したら、教え合いましょうね〜!!
    よろしくお願いしますm(__)m

  2. ゆたりな より:

    さすがのアニキ、お疲れサマンサ!
    たしかに申し分ない状況のようでしたが、ライズも見られず、絶対数が寄ってない感じでしたね。
    食わせる方法論に関しては、ザックリは包み隠さず公表の通りですが、キモはまーだまだ検討中ですね。
    アニキとあっしで・・・ここら辺の釣果をガッツリ占めちゃいましょう、ガハハ!