ショアでの釣りでは完全に定着化したショアスロー。
オレがショアスローを最初に試したのが、2014年の6月。初めてのショアスロー用ジグがアングラーズリパブリックから発売される情報は得ていたが、なかなか発売されなかったため、似たような形状のヒラメタルで始めたのがきっかけ。
最初の獲物でヒラメを釣りあげてからは、ショアスローについてはいろんなことを試してきた。オレにとってショアスローは、もう完全に攻めの大きな軸となっている。
【関連記事】
・初ショアスローでしてやったり! 朝練 2014.06.15
過去にも何度も述べてはきたが、これまでいろいろなショアスローを試してきた経験から、「ショアスローはこのジグさえあれば良い!」と言える、最近のおススメジグとその理由を述べていきたいと思う。
ショアスロージグ 最低限必要とする特性
最近のおススメショアスロージグをお伝えする前に、まずはショアスロージグに最低限必要とする特性について述べてみたい。
幾つか必要とする項目はあるが、共通していることは、「操作するうえでのストレスを感じないこと」。
これは、ショアスロー用ジグに限らず、オレの中では、どの種類のルアーにも共通した要求ではある。しかし、ショアスローの場合、他のルアー以上に、それらの要求度が高次元で求められる。
飛距離
まずは飛距離と飛行姿勢。
本ブログで何度も述べているが、この要求を満たせなければ、まず使用することはない。
どんなにフォールがゆっくり沈むジグであろうが、飛ばなければ意味がない。
トラブルレス
ショアスロー用ジグでよくあるのが、スローにフォールさせるゆえにフロントフックがリーダーを拾ってエビになってしまうこと。
どんなにスローに魅力的なフォールをするにしても、こんなトラブルが頻発するようなジグは使うべきではない。
そのためには、フックセッティング等による工夫も必要。フックセッティング等については、過去記事をご参照あれ。
【関連記事】
・ショアスロージグの可能性:ジグ編 2016.11.28
ショアスロージグ 厳選おススメは?
ヒラメタル
もうこれは、オレがショアスローを始めた当初から使い続けているジグ。
別にショアスロー用ではないのだが、ショアスローでも十分使える。というより、既存のショアスロージグと比べても完全にトップクラスの操作性。
前回の記事でもヒラメタルについて挙げたが、ショアスローで使いやすいのは30gの方。40gはスローリトリーブのみの方が使いやすいと思う。
【関連記事】
・ヒラメタル 30gと40gの使い分け 2017.07.10
特にヒラメタルをずっと重宝している理由の一つは、リアウエイトによる断トツの飛距離。これはリアウエイトだから当然と言っちゃぁ当然だが。
あともう一つの理由。これがヒラメタルを選ぶ最大の理由なのだが、表裏のデザインの違いによる明滅効果。フォールでもスイムでも、明滅効果はかなり目立つので、フィッシュイーターに与える効果は非常に大きいと思う。
フックが付属しない上に高めの価格設定ではあるが、この明滅効果が他のショアスロージグには無い、唯一無二の特長である。
ジグパラスロー
このジグパラスロー、使えば使うほど、秀逸のジグであることが分かる。
最近は、これまで使用していたスローブラットキャストを追加購入せず、ヒラメタルとこのジグパラスローしか使わないほど。
飛行姿勢,飛距離については、ヒラメタルに匹敵。
そして何よりも優れているのが、コストパフォーマンス。リアとフロントのフックが付いていながら、実質600円以内。大抵のショアスロー用ジグが800円以上する中、これは断トツで最安。
【関連記事】
・ジグパラスローの使用感 デイゲーム 2016.06.30
価格が低い上に高性能。これはもう使わない理由は見当たらない。
まとめ
以上、現時点でのショアスロージグのおススメを、不肖ゆたりなの視点でお伝えした。
もうショアスロージグに関しては、オレの現場でのルアーケースの中には、ヒラメタルとジグパラスローが各2個で計4個入れているだけ。
ご近所サーフでの釣りは、ほぼこれだけで事足りると言ってもいいくらい。
カラーも幾つも揃えない。根掛かりした時の予備くらいにしか考えていない。
それでも充分釣れるのだ。
あれこれといろんなことを考える前に、まずは自分の軸となるルアーを見つけること。軸となるルアーが見つかれば、あとは枝葉を自分の好みで揃え、楽しんでいけば良い。
そんなオレにとって軸となるルアーの一つが、上記のショアスロー用ジグである。
自信を持っておススメできるので、特に西湘サーフでは、これらだけでも使い倒してみることをおススメするよ!(^^♪
コメント
なるほどですね~♪
ヒラメタルもジグパラスローもユタリナさんの影響で使ってますが、おっしゃる通りだと思います(^^)/
ちなみに着底後2~5回ティップで跳ね上げた後は、テンションフォールですか?フリーフォールですか?
その他アクションで注意することあれば教えてください(__)
あ、先日購入したMJリグ、やはり良かったです。
下手なので釣り上げる事はできませんでしたが、あのバビューンと飛ぶ飛距離はある意味異常ですね(笑)
ホームの磯は高水温になってきたので、次回のサーフでマゴチを釣りたいと思ってます♪
いつも大変有用な情報ありがとうございます。
チンパパさん、コメントありがとうございます!
以下、ヒラメ,マゴチを狙う時、最近実施している操作方法です。
基本的には、フォール時はテンションフォールですが、張らず緩めずのフォールをすることもあります。
サーフで操作する場合、最近は半分~1回転跳ね上げてフォールを繰り返しています。ヒラメ,マゴチを同時に狙うのに、あまり跳ね上げさせないことがポイントです。更にブレイク付近まで来たら、ゆっくりとタダ巻き。これだけでも食ってきます。
もう一つ、足場の高い場所でやる場合、1/3~1/2回転で2~3回跳ね上げ、先述と同じようにテンションフォールまたは張らず緩めずのフォールをしています。
イメージは、「底を舐めるように」する感じでやっていますが、あくまでも自分がやっているやり方ですので、ご参考まで。お役に立てれば幸いです。
MJリグ、よく飛ぶでしょ!あれは経験しないと分かりませんね。まずは魚がいる場所へ届かせることが大事なので、チンパパさんがMJリグで釣りあげるのは、時間の問題んでしょうね!頑張って!