MJリグの根掛り回避有効性を検証してみた

さて、先日のハタゲーム遠征。

本遠征の第一目的は、ハタゲームにおけるMJリグの有効性を確認すること。

目的であるオオモンハタを釣るには釣ったが、数,大きさ共にまだまだ。

しかし、根掛かり多発のゴロタ場釣行で、MJリグの有効性は充分確認できたと思う。

最初からMJリグでしつこく底取りしても、あまりに根がからないので、油断して他のルアーに切り替えた結果・・・( ノД`)

今回は、そのハタゲーム遠征時のMJリグ及び他ルアーを試した時の根掛かり状況報告をしたいと思う。

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前提条件

今回使用したルアーすべてで、根掛かり対策の前提となる条件は、以下の3点。

着底したら、即座にルアーを跳ね上げる

ルアーを長いこと着底させたままにすると、ゴロタ石の間に入って根掛かりしてしまうため。

ロッドは寝かせず、必ず45度以上立ててリトリーブする

これは特に岸際の場合。ロッドを寝かせて底付近をリトリーブすると、ゴロタ石の間にラインが入り、スナップ先端から根掛かりしてしまう可能性が高いため。

タックル構成

根掛かり回避するためには、ロッドはティップの先からバットまで、張りの強いものを使用する。張りが強いと、ボトム感度が良いし、ボトムからのリフト時にすぐにルアーを底から剥がすことができる。

ドラグ設定はきつめ。軽く根掛かった時に即座に根から剥がすためと、ハタの強烈な突っ込みを防ぐため。

メインラインは、根ズレに強いアーマードF+プロの1.0号を使用。飛距離と引っ張り強さを両立させたベターな選択。リーダーはフロロの16lb。

【タックルデータ】
ロッド : フラットフィッシュプログラム ラフサーフ88 (ノリーズ)
リール : ’11レアニウムCI4+ 3000HG (シマノ)
メインライン : アーマードF+Pro 1.0号(デュエル)
リーダー : シーガー リアルFX 4.0号 (クレハ)

ゴロタ場での根掛かり度合い検証結果

MJリグ以外で使用したルアーは、ジグパラスロー30g(リア,フロント共に標準フック有)とメタルマル28g,スメルト35g(フロントのアシストフック1本のみ)の3種類。


ジグパラスローは、ボトムタッチはキャスト→着底後の底取りのみ。一旦底取り後は底を這わせるようにリフト&フォールを繰り返すが、その間は一度も底取りはしない。それでも、リフト&フォール中に、早々根掛かりロスト。


メタルマルに関しては、ボトムタッチはキャスト→着底後の底取りのみ。一旦底取りしてからは巻き上げる。何度も底取りはしない。この場合、早々根掛かりしなかったが、それでも結局、キャスト後の着底一発で根掛かりロスト。


スメルトに関しては、ボトムタッチはキャスト→着底後の底取りのみ。一旦底取り後はジャーキングで巻き上げる。この時は数投しかしなかったこともあり、根掛かりロストは無し。

一方のMJリグ

仕様は、タングステンシンカー(28g),フックはシングルフックのみの針先上向きでの使用。ワームはパワーシャッド4インチ。ゴロタ場釣行全時間の2/3程度は、MJリグを仕様。

攻め方は、キャスト→着底後に底取り、3回巻きシャクリしてからテンションフォールでボトムをとる。これの繰り返し。

最も長い時間、しかも都度ボトムをとる釣りを実施したが、根掛かりによるロストはゼロ。何度か根掛かったが、軽く竿先をシェイクしたら外れるケースが多かった。少なくとも、MJリグでは、フルキャスト後の着底一発根掛かりは一度もない。

実際の釣果は、先日の釣行記事の通り。MJリグで1匹,メタルマルで1匹の計2匹。釣果としては乏しかったが、根掛かり度合いの検証にはなったと思う。

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まとめ

以上、ハタゲームをゴロタサーフでおこなった際の各使用ルアー根掛かり状況を述べてみた。

母数がまだ少ないが、これだけの結果を見てもMJリグの根掛かり回避能力,および、ボトム中心で攻めるハタゲームでの有効性は理解できたと思う。

単に根掛かりを回避するのであれば、直リグやテキサスリグを使っても良いだろうが、これでは飛距離が出ず、攻める範囲が限られてしまう。

飛距離を出せるうえに根掛かりまで回避できる。

MJリグをサーフでのフラットフィッシュに特化するだけでは、ハッキリ言って勿体ない。MJリグはハタゲームにこそ有効に働くであろうことは、本結果だけ見ても充分である。

今後は実績を積んで、ハタゲームへの有効性をさらに証明したいと思う。

あまり釣り場を知らないが・・・まぁ、適当に行けば釣れるっしょ!(#^^#)

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コメント

  1. ケイテッカー より:

    こんにちわ。

    MJリグは根魚狙いでも有効ですよね。 特に狙いのポイントが遠い場合なんかは他のワームリグでは届かないし。

    ただ、MJリグの場合は3インチや4インチ程度のクロー系やホッグ系のワームがセットできない(フックを小さくすればできなくもないけど強度的に不安が・・・)ので、遠くの沈み根やブレイクを攻める時はMJリグ、近距離で波止の敷石などを攻める場合はテキサスなどと使い分けするのがいいんじゃないですかね。

    • ゆたりな より:

      ケイテッカーさん、いつもコメントありがとうございます!

      私の場合、ワームリグだったら、近距離だろうが長距離だろうが全てMJリグで済ませたいと考えています。理由は単にめんどくさいから。「大は小を兼ねる」ではないですが。

      私がテキサスを使わないのは、要はリグるのが面倒なため。MJリグ以外であれば、スナップで切り替えできるマッキンリグを使いますね。以前記事にした接着剤チューブをスナップ部にかませて。

      ホッグ系ワームも最近は使わなくなりました。理由は、余計なビラビラが付くと飛距離が出ないのと、カニやエビパターンだからホッグ系ワームである必要はないのかなと。

      そこらへんの私の考えも、長くなっちゃうから記事にしていこうかな・・・どうですかね?