【ラジアルソールにスクリューオンスタッド】歩きやすくて滑りにくい。コレはイイ!

さぁさぁ!

6月1日、酒匂川の鮎釣り解禁日!

始まりましたよ〜っ!

今シーズンから、酒匂川の鮎ルアーエリアが拡大。

鮎ルアーの環境が整いつつあり、これからさらに楽しみになってきた!

さて、解禁日当日。さっそく行ってきた。

この日は9時にエントリーしたが・・・この時点で、人まばら。

2時間くらいしたら帰ろうかと思ったが〜・・・あまりに釣れないので、ムキになって夕方までやってしまった!

掛かってもすべてバラシで、昨年に続き、解禁日の釣果ナッスィング(;´Д`A

釣れてる人は釣れていたようだが・・・オレって鮎釣りに向いてないのかな?

まぁ、シーズンは始まったばかり。今年はじっくり酒匂川を攻略していきますよ〜!

・・・

話は少し変わり、今年の鮎ルアーフィッシングから、ウェーダーを含めた足回りを変えている。

これまでメインで使っていたブーツウェーダーは、変わらずにソルトの釣りで。

メインとなるご近所サーフの場合、車からすぐに釣り場なので、そんなに歩くことはない。

2時間以内の短時間釣行になるので、支度がすぐにできることが必須。

さらに足場もさほど悪くないので、サクッと履けるブーツウェーダーが最適。

そして今年。

鮎ルアーをメインに、今年から本格参戦する河川や湖の釣り。

こちらは、ソックスウェーダー+ウェーディングシューズのスタイルへ。

釣り場まで長時間歩くことが多く、さらには水の中へ立ちこむことも多いため、より足元が安定するウェーディングシューズを選択。

ブーツウェーダーと比べて準備が手間だが、足元の安全性を重視したスタイル。

夏場はさすがに暑いので、前回記事にしたウェーダーレスのウェットウェーディングスタイルにはなるが、どちらにしても、ウェーディングシューズは欠かせない。

『フエルトソールは滑らない』って、ホント?

そんな前置きから、今回のお題に入ろう。

そこで考えるのが、ウェーディングシューズの靴底。

鮎ルアーをするのであれば川の中を歩くため、一般的にはフエルトソール一択となるが、この不肖ゆたりなが今回試したのが、ラジアルソールにスクリューオンスタックの装着

確かに、鮎釣りや渓流釣りで使用する靴底は、フエルトソールが定石

一般に、フエルトソールは濡れたり苔の生えた石の上でも滑りにくいと言われているが、それってホントだろうか?

個人的には、フエルトソールのグリップ力をまったく信用していない。

フエルトソールでツルツル表面のテトラや丸石でもけっこう滑ったこともあるし、泥や苔などで目詰まりなんかしたら、グリップ力なんて機能しないのは明らか。

また、フエルトソールは摩耗が異常に早い

そんなわけで、これまでの経験上、フエルトソールのメリットをほとんど感じたことはない。

では、フエルトにピンスパイクを装着した場合はどうか?

過去に使用していたブーツウェーダーは、いずれもフエルトピンソールのものだった。

当時は汎用性を重視した選択ではあったが、いざ使ってみると、この程度のピンでは地面との設置面積が少なすぎて、グリップ力はイマイチ。

こーんなほっそいピンで、しかもフエルト表面からめり込んでいるので、ピンが入ってたってあまり意味ないんじゃないかな〜と。

さらに、ラジアルメインのスパイクソールはどうか?

ラジアルタイプなら泥や苔などで目詰まりすることはないし、土や石の上を歩くことが多いのなら、グリップ力や耐久性はフエルトよりも上。

さらにスパイクピンがラジアル表面から凸に出ているので、フエルトスパイクと比べてもスパイクの引っ掛かりは良い。

ただ、従来のラジアルスパイクソールで凹凸のある地面を歩くには良いが、フエルトピンソールと同様に設置面積が少なすぎるため、滑らかな表面の丸石やコンクリート上ではガリッと滑ってしまうことも事実。

さぁ、どうしたら良いものか・・・

ラジアルソールにスクリューオンスタッド!

そんなことを常に考えながら、河川向けの良さげなソールはないかと、常に調べていた。

そこで思いついたのが、コレ↓

リトルプレゼンツのスクリューオンスタッドなるもの。

RBBにもフエルトスパイクスタッドという名称で同様のものが出ており、リトルプレゼンツのものより安い。

たぶん、形状や素材はまったく同じ・・・だと思う。

こんなネジなので、探せばもっと安いものがあるのだが、最初だから絶対に失敗しないためにも、純正のリトルプレゼンツ製のものを今回は選択。

このスクリューオンスタック、RBB製のものはフエルトソールへ装着する説明がなされているが、リトルプレゼンツ製では「フェルトソールだけでなく、ラバーソールにも装着可能」とされているのだから、どっちもラバーソールに装着したって問題ないだろう。

また、スパイクピンよりは表面積をかせげるので、表面がツルツルの石の上でもズリッと滑ることは少ないかも。

そんなことで、ラジアル底のウェーディングシューズに装着してみた。

ラジアルソールにスクリューオンスタックを装着してみた

今回使用するラジアル底のウェーディングシューズは、こちら↓

リトルプレゼンツ製のウェーディングシューズで試してみた。

これにスクリューオンスタックを装着してみましょうか!

【手順1】位置決め

まずは、スクリューオンスタックを、ラジアルソールの凸凹どちらにスクリューオンスタックを装着するか?

凹部分に装着したほうがバランス良さそうではあるが、まず装着前に確認してみよう・・・


凹は・・・装着すると、ネジ先がインナーソールにまで届いてしまいそう。これだとちょっと危ない。


凸は・・・ソールの厚みに余裕があるので、ネジ先が突き抜けることはなさそう。

よって、凸部へ装着することに決定。

あとの平面配置は、できるだけ均等な位置におけばよいかなと。

【手順2】差し込み口のための穴を空ける

次に、差し込み口へ穴をあける作業。

これは単に、スタッドを装着しやすくするだけのことなので、浅くドリルを通せばよい。

【手順3】スクリューオンスタックをねじ込む

あとは、スクリューオンスタックを各位置にねじ込むだけ。

すると・・・

こーんな感じ!


パターンの都合上、厳密に左右対称というわけではないが、この程度なら誤差範囲内。使用上の影響はないだろう。

よし、現場で試してみよう!

【ラジアルソール+スクリューオンスタック】実際の使用感

冒頭にも説明したが、酒匂川の鮎解禁日にさっそく試してみた。

この日はソックスウェーダー+ウェーディングシューズのスタイルで。

まずは通常のアスファルトの道、

普通に歩きやすいし、不安定な感じは一切ない。

一般のスパイクシューズで感じるような突き上げ感もなく、普通に快適。

もちろん、土や草の上でも同様。


酒匂川の護岸は、こうした表面が滑らかなコンクリートでできた斜面が多く、こういったところってフエルトソールでも意外と滑ったりするのだが、こんな上を踏みしめてもズリッと滑ることがなく、予想以上にグリップが効いている感じ。

川の中に入り、こうした玉石のある川底も歩いてみたが、滑ることなくとても歩きやすい。

この日は苔の着き具合はそんなでもなかったが、苔のついた石の上でも滑ることなく、安定感がとても高い印象。

もちろん、フエルトよりも摩耗は少ないので、明らかに長持ちしそう。

これはイイ!ラジアル底でもけっこうイケるじゃん!

あと、釣り中にちょっとしたアクシデントが。

膝くらいの水深の、流れの強めな瀬に立ち込んでいた際、写真にある友バッグが流されてしまったのだが、それを回収しようと急いで30メートルほど下流へ走った際にも、一切滑ることなく、危ない目に遭わず、無事に回収できた。

流れが強めだったのでちょっと危なかったが、それでも足元の安定性が損なわれなかったのは、アクシデント中での大きな収穫。

もちろん、過度な期待は禁物だし、滑ると想定される場所はしっかり踏みしめて歩く必要はある。

今後も継続して検証は必要だが、今の時点でも充分合格でしょう。

現時点での使用感は、バッチリ!

まとめ

ラジアル+スクリューオンスタッドの靴底は最高な使用感だったが、肝心の釣果はさっぱり。

掛けてもバラしてばかりだし、なかなか掛からないし。

周りを見渡すとそこそこ釣れており、コンディションが悪いわけではなさそうなので、この不肖ゆたりなの腕の悪さが原因なのだろうけど。

解禁日は、ウェーディングシューズの靴底の検証が目的だったので、釣果なんてどーでも!(強がり)

今年は鮎ルアーに限らず、フライフィッシングやトラウトルアーにも積極的に挑戦していくので、少なくとも今シーズンはこの靴底でいきますよ〜。

今回のラジアル+スクリューオンスタッドについては、しばらく使用しての使用感も記事にしたいと思う。

あと、補足。

数日後、短時間リベンジ釣行したところ・・・ランディングネットからポロリ2匹+キャッチ3匹。

youtube動画なんかでは簡単に釣れちゃってるけど、自分としてはまだまだ掴みきれていない、鮎ルアーフィッシング。

今年は徹底してやり込みます!

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