先日のオオモンハタを掛けた・・・
デュオのタイドバイブスコア78。
すでに定番となっているデュオのバイブレーション。
先日の記事にも述べたが、ハタゲームの主軸であるMJリグ以外の選択肢を探るべく、ハタゲーム用に発売されたチャターベイトであるロックンチャターを試してみたが、自分の中でどうもしっくりとこなかった。
そこで、チャターベイトと同じようなブルブル系であるバイブレーションを検討。
しかし、これまでサーフ等で使用しているお気に入りのバイブレーションは樹脂系で、浮き上がりが若干早い。
しかも、サーフでバイブレーションを使用する場合、手前のブレイク付近に付いているヒラメを手返し良く探ることを目的とし、飛距離よりもストレスフリーであることを最優先としていた。
今回は、ハタゲームで飛距離を最優先とするためのバイブレーションとして、ヘビーウェイト鉄板系を検討していた。
とはいえ、ゴロタ場や磯場で鉄板系を使うと、塗装が剥げるだけでなく、鉛の先端部分が形状が変わってしまうほど潰れてしまう。
タイドバイブスコアは、樹脂成型された鉄板系バイブレーション
そこで、鉄板系ではあるが、樹脂モールドされているデュオのタイドバイブスコア。
これならば、多少の塗装剥がれはあっても、先端部の変形は無く、ボトムコンタクトをガンガンできる。
以前からいろんな人にこのタイドバイブスコアを勧められてはいたが、鉄板系の割に高価であることがネックとなって、なかなか購入するまで至らなかった。
しかし、通常は1,500円程度の価格が、タックルベリーで1,000円近くまでディスカウントされていたので、ようやっと重い腰を上げて28gのものを購入。
ゴロタで使用するので、フックは前後共ダブルフックに付け替え、いざ実釣!
巻き感,アクションは良い!
このタイドバイブスコア、鉄板系の割には巻き感が非常に軽く、早巻きでも全然疲れない。
早巻きしても浮き上がりが小さいため、これまで使用していた樹脂系バイブレーションと比べても、レンジキープがしやすい。
比較的ゆっくり巻いても、ブルブル感が適度に伝わるので、ボトム近くの攻略には良いかもしれない。
しかもこのタイドバイブスコア、潮の流れ等の微妙な変化で、不規則に千鳥足のように泳ぐ。
実際に泳ぎを見ると、まるで弱った魚があっちこっち泳いでいるようにも見える。
ゴロタ場での実釣では、根掛かりを防ぐためにダブルフックを装着したこともあるとは思うが、頭を若干下に向けて泳ぐことで根掛かりを低減している。
浅いゴロタ場でリトリーブすると、ヘッド部にゴツゴツ当たるのが分かる。
巻き感についてはこのタイドバイブスコア、非常に好印象。
飛距離は出てリーダー絡みが少ない
樹脂系の鉄板バイブではあるが、28gの重量だけあって飛距離は充分。
確かに良く飛ぶ。飛距離は十分満足のいくもの。
リーダー絡みは無くはないが、さほど頻繁ではないので、自分の中の許容範囲内。
が、しかし・・・
キャスト時に回転しやすい
このタイドバイブスコア、とにかくキャスト時にクルクルと回転しやすい。
ここが唯一の難点。
垂らしを長めにとって、キャスト時にロッドのバット部に重みを乗せながら、押し出すように投げると回転しにくい。
しかし、ちょっとでもそのキャストが乱れると、高確率でクルクルと回転してしまう。
さらに横風なんかあれば、さらに助長される。
クルクル回転してもそれなりの飛距離は出るのだが、それでもこのクルクルがどうしても気になってしまう。
このクルクルさえなければ、満足のいく鉄板系バイブレーションなんだが。
惜しい! ( ;∀;)
まとめ
性能のみなら大満足のバイブレーションなのだが、キャスト時のクルクルとプロペラのように回る飛行姿勢だけ・・・この飛行姿勢だけがどうも気に入らない。
ここさえなければほぼ完璧と言ってもいいのだが!
クルクルと回っても、リーダー絡み等のトラブルはさほどないため、目をつぶってしまえばいいのかもしれないが、どうもここだけは気に入らない。
これまで目新しいバイブレーションをあまり購入しなかったのは、キャスト時にクルクル回るものがほとんどで、購入したとしても満足するものがほとんど無かったから。
バイブレーションて、けっこうアタリハズレが大きいと個人的には思う。
したがって、今でも使い続けているバイブレーションは、樹脂系のパワースライト85(エクリプス)とバリッド(ラッキークラフト)くらい。
長く愛用できるルアーというのは、釣れることはもちろん、使用する上でのストレスがないことが最優先。
その点では、タイドバイブスコア・・・このまま使い続けるには、正直ちょっと厳しいかな。
この不肖ゆたりなの満足できるような、飛距離が出てストレスフリーのヘビーウェイトバイブレーション、もう少し探してみますかね・・・ (;”∀”)
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