【ショアワインダー872KM】ジャストエースのワインドロッドをサーフで振ってみた

タックル

先日のワインドによるヒラメ釣果。

久々の「してやったり」で、とても気分の良い釣果だった。

狙ったタイミング。狙った釣り方。

数少ないチャンスをものにできた。

しかも、2度のバイトを誘発。

ワインドの爆発力を再確認した釣果でもあった。

【前回記事】

ワインドは爆発力がある反面、スレるのも早いとも言われるが、そもそも魚影が激薄のご近所サーフなんだから、スレる以前の問題だろう。

「ワインドの元祖」ともいえるオンスタックルが解散していた!

そんなワインド釣法。

最近のボトムワインド釣果や、今回のヒラメ釣果からも分かるように、近年はワインドをサーフの釣りに積極導入していた。

ここで改めてワインド知識を再学習しようと、ワインド釣法の元祖的存在であり、当時ワインドを始めるきっかけともなったオンスタックルのウェブサイトを久々に閲覧したところ・・・

なんと、一昨年11月に、オンスタックルが解散していたではないか!Σ(・ω・ノ)ノ!

オンスタックルは、ワインドを軸とした製品ラインナップから、アパレル,youtubeやモニター制度,イベントによる啓蒙活動など積極的に展開。

特に関西のタチウオ釣りでは、かなりの人気を博していたと思われた。

かくいうこの不肖ゆたりなも、当時手持ちのエギングロッドを活用すべく、富山でのサゴシワインドから始まり、沼津でのタチウオワインドにもハマった。

ラッキーも重なり、サクラマスなんか釣れちゃった思い出も。

当時使用したリグはもちろん、オンスタックルのZZヘッドとマナティ。専用のワイヤーリーダーやアシストフックも、すべてオンスタックルのものを使用。

さらにオンスタックルは、ライトゲーム向けのライトワインドへと製品ラインナップを拡大。こちらも順調に思えた。

しかしその後、アッパーライトシステムやらフラップ釣法やらと、わけの分からない方向へ

そのあたりから頭打ち感がちらつくようになり、この不肖ゆたりなも徐々にウェブサイトから遠ざかっていた。

しかし、久々に見たら、すでに一昨年に解散していたとは。

とはいえ、オンスタックルが無くなっても、ワインド釣法の有効性が無くなることはないけどね。

ご近所サーフへのワインド展開

そんなオンスタックルの事情はいざ知らず、ご近所サーフへワインドを導入した当初からの紆余曲折を経、ボトムワインドも含め、現在のスタイルへと落ち着いている。

ボトムから中層を攻める際は、シーバスジグヘッドSS 21グラムに、カタクチミノー4インチの組み合わせ。

おもに飛距離,操作性,ジグヘッド耐久性の3点で考えた、ベストなチョイス。

【サーフワインド記事】

サーフワインドに重要な役割をなすロッドは、ラフサーフ88

サーフではワインドだけでなく、メタルジグやミノー,バイブレーション等,多角的に攻めるため、ロッドは万能性の高いラフサーフ88を選択しているわけだが・・・

ワインドのシャクリ操作をずっと続けると、万能なラフサーフとはいえ、あれだけシャクりゃぁまぁまぁ腕が疲れる。

まぁご近所サーフでは、ワインドはここぞのときのポイント導入。

よって、ずっとワインドで通すことはほぼないため、腕の疲れはそこまで気にはしてないけどね。

ただ、専用ロッドってそんなに違うもんなのかと試してみたく、日ごろから興味はあったものの、さすがに専用ロッドを購入するまでには至らなかった。

ショアワインダー872KMを入手

そんなワインドを見直している現在、オンスタックルとワインド専用ロッドを共同開発したジャストエースのウェブサイトをのぞいていたところ・・・

なんと、70%オフという信じられない値下げ幅のワインド専用ロッドを発見。

オンスタックルが監修したワインドロッド、しかもそれが70%オフという、中古品に近いまでの価格。

多少の経年劣化アリの在庫処分品でも、試すにはちょうどいいタイミング!

・・・というわけで、ワインド専用ロッドを入手してみた。


その名も、ショアワインダー872KM

先も述べた通り、ショアワインダーはオンスタックル監修,カスタムロッドメーカーのジャストエース製造の、元祖ワインドロッド。

操作性重視のワインドロッドの中でも、このショアワインダー872KMは遠投性重視の仕様となっており、サーフでのワインドにも適しているかなと。

ショアワインダーの方が若干柔らかいが、長さ的にはラフサーフに最も近いので、ちょうど良い比較にはなろうかと。

ショアワインダー872KMの外観

もちろん、ご近所サーフで標準使用しているラフサーフ88との比較中心で述べることとする。

基本スペック

タックルデータ

Length: 8.7ft.
Lure Weight: 3/8~5/8OZ(≒10~18g)

重量表記は無いが、持ってみた感じはとても軽い。

ルアーウェイトはラフサーフより軽めの設定。

長さ

グリップエンドを揃えての全長は、じつはショアワインダーの方がラフサーフよりわずかに長いくらいで、ほぼ変わらず。

グリップを除いた有効長は、若干程度ではあるが、ラフサーフのほうが長い。

こんなもん。

なので、総じて言ってしまえば、長さ的にはほぼ同じと言っちゃっていい。

ブランクス

ショアワインダーを曲げてみると、そんな先調子というほどでもなく、ベリーからバットにかけてはしっかりしている感じ。

ラフサーフと比べると、ショアワインダーの方が柔らかめ。そこはルアーウェイト表記どおりかなと。

あとは実際使ってみての評価となるかな。

ガイド

ガイド配置,形状は、両者で大きく異なっており、非常に興味深い。

ガイドはキャスト時の糸抜け具合,ロッド操作時の糸絡み具合に大きく影響を与えるだけに、使用感にどれだけの差が出るのか?

とても興味深いところではある。

ガイド配置

ガイド数は、ラフサーフが10個に対し、ショアワインダーは11個


ガイド配置は、ラフサーフはトップ側をより密に配置しているのに対し、ショアワインダーはトップからエンドまでまんべんなく配置されている。

ラフサーフのガイドセッティングは、ティップ絡みを抑えることが目的なのは、過去記事でも述べた通り。

ならば、このショアワインダーのガイド配置だと、ティップ絡みが多少多いことが予想されるが、どうだろう?

ガイド形状

バット側のガイド形状は、どちらも手前側4つ目までが、ラフサーフはKRガイド,ショアワインダーはYガイド。

糸絡み防止には最新のKRガイドの方が良さそうだし、Yガイドは一昔前のものだと思ってしまうが、「ワインド向けのベストなセッティングを施すと、Kガイドの傾斜よりもこちらの方が良かった」ということのようだ。

直近のショアワインダーはKRガイドを採用しており、それはそれで最適配置されているようだがね。

【FIVECORE NEWS】


ガイドのリングサイズは、バット側ではショアワインダーの方が大きい。


ティップに近い側は、両ロッドさほど変わらない。

グリップ

ガイドとともに大きく異なるのが、このグリップ。

ショアワインダーは、とにかくシャクリやすさを重視した独特な設計となっている。

グリップについては、材質からグリップ長(フロントとリアそれぞれの長さ),リールシートについて深堀してみる。

グリップ材質

リアグリップ側の素材はEVA、エンドグリップ側はコルクを採用。

グリップ長

フロントグリップ

ラフサーフとグリップで大きく異なるのが、このフロントグリップ。

ワインドロッドの最大の特徴は、このフロントグリップが長いこと。

ワインドはフロントグリップを握って操作するので、そこだけ握りこめるよう、このように長くなっている。


リールを配備するとちょうどフロントグリップが支点となるため、そこを握って操作すれば疲れにくいというわけ。


ちなみに、ラフサーフの支点はこのへん。

ラフサーフはフロントグリップが短いため、常にリールフットを薬指と小指の間に挟み、いわゆる3フィンガーで握っている。

ワインドでも3フィンガーで握って操作するのだが、ショアワインダーのフロントグリップを握りこむのと、操作性はどこまで違うのだろうか?

そこも気になるところ。

リアグリップ

オンスタックルが推奨するワインド操作は、グリップのエンド部分を二の腕に当ててシャクりに弾みをつけるので、ショアワインダーはリアグリップが長めに設定されているのだろうと予想していた。

あと、先重り感を解消するため、リアグリップを長めにしての重量バランスをとってるのだろうとも予想はしていた。

しかし・・・


このようにラフサーフとリールシートを揃えて長さ比較しても、せいぜいこんなもん。

ラフサーフは釣り場でロッドを扱う際に、エンド部分がライフベストに当たらないよう、肘から出ないくらいの長さに設定されているのだが、ショアワインダーも取り回しも考慮ての、この長さなのだろう。

リールシート

ショアワインダーのリールシートも、ラフサーフとは大きく異なる。

ラフサーフのリールシートはダウンロックシステム採用で、握りこんでも手が痛くなりにくく、緩みにくい構造となっており、そもそもがフロントグリップを握りこむことを想定した作りになっていない。

方やショアワインダーのリールフットはというと・・・

富士工業製の、ごくシンプルなリールシートを採用。リールをリアから締めて固定するアップロックシステム。

ワインドではリールシートを握らず、フロントグリップを握ってシャクるので、リールシート自体はシンプルなもので充分。

リールシートを握るのはキャストのときぐらいなので、リールさえしっかり固定できていればいいのだろう。

ショアワインダー872KMをサーフで使ってみた

じっさいにショアワインダー872KMを、いつものご近所サーフで使用してみた。


ガイドやグリップで特徴的な構造ではあるが、実際にキャストやシャクってみてロッドの調子などもみていこうかなと。

ちなみに、使用するリールは17ツインパワーXD4000XG、ラインはアーマードプロ1.2号

リグはシーバスジグヘッドSS21gカタクチミノー4インチを使用。まずはいつもご近所サーフで標準的に使用しているものから試してみる。

リグ重量はショアワインダーの許容範囲を若干越えているが、いつものペンデュラムキャストなら大丈夫でしょ。

キャスト

キャストの前に・・・まずはリグをぶら下げた印象は、ティップがけっこう入るなと。

そしていつものごとく、バットガイドからリールの間くらいまで垂らしをとって、ペンデュラムキャスト。

思ったほどの先調子感はなく、振り抜けが非常に良い

ロッド全体が曲がり、気持ちよく飛距離を出せている。

大口径バッドガイドも寄与してか、糸抜けもすこぶる良い

規定ルアーウェイトオーバーの21グラムでも、ぜんぜん余裕でキャストできる。

ラフサーフよりも若干飛距離は落ちるが、それも僅かなもんで、サーフで勝負するには充分。

感度

ティップが入る分、着底感度もそれなりに良い

ラフサーフよりも若干着底感は良いかな~といった印象。

ただ個人的にはそこまで感度を気にしていないので、まぁこれはこれで良し。

ワインドアクション

さて、肝心のワインドアクション。

フロントグリップを握ってのロッド操作で。

もっとも前後のウェイトバランスのとれた部分にグリップがあり、そこをしっかり握りこめるので、そのぶん楽に操作ができる。

ハリの強いエギングロッドによくある「ティップで跳ね上げる」といったものではなく、「シャクった際にベリーで勢いをつけ、ティップによる跳ね上げはあくまで補助的」といった印象。

なので、力が手前に加わるぶん、大きく楽にシャクれる。

使う前はエギングロッドのようにティップからバットまでピンピンに硬いのかと思ったが、それとはだいぶ違う味付け。

まとめ

以上、ワインド専用ロッドであるショアワインダー872KMの使用感について、ラフサーフを比較対象に述べてみた。

エギングロッドにグリップ周りを改良したくらいかと思いきや、それとはだいぶ違う味付けであることが分かり、非常に興味深かった。

それともうひとつ、このショアワインダーを試したことで、逆にラフサーフの万能性が際立った結果ともなった。

そもそもの仕様の違いはあるにせよ、ワインドの操作性はさほど変わりないかな~と。少なくとも21グラムジグヘッドを使った限りでは。

柏木さん渾身のラフサーフも操作性重視で開発されたロッドなので、ある意味それも当然かなと。

もちろん、21gよりも軽いジグヘッドを使うなら、こちらのショアワインダーの方が良いだろう。

ワインド専用とは謳っているが、もちろん普通にいろんなルアーも扱うことができる万能性を有している。

ご近所サーフの使用で今考えてるのは、ルアーウェイト20グラムくらいを境として、それ以上をラフサーフ,それ以下をショアワインダーという使い分けができるかなと。

そんな新たな武器となるショアワインダー、今後も使い倒していきたいと思います!

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