【ブルーストームのウェーダー(BSJ-SWD3)】BSJ-SWD1との違いを中心に解説

前回のウェーダー破棄を決断後、すぐに同じブルーストームのウェーダーを購入。

前回のものとデザイン的にはほぼ同じではあるが、さらに耐久性を向上させたというBSJ-SWD3を選択。

前のBSJ-SWD1が機能面や耐久性などの総合面でとても気に入っていたので、同じのでもよかったのだが、どうせ耐久性のさらにアップしたものが出たのなら、それを試そうかと購入を決意。

しかも、定価ではSWD1と比べて3,000円程度のアップなのだが、なぜか通販では、SWD1もSWD3も価格がほとんど同じ。

なんでやろ?

そこで今回購入したSWD3は、前回のSWD1とどこが違うのか、主な相違点を中心に解説していきたいと思う。

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高耐久+柔軟性+耐水性能を兼ね備えたウェーダー

高耐久性:パターン枚数を抑えた作り


可能な限り、生地のパターン枚数を減らすことで、漏れの要因となる縫い目を少なくし、高耐久性を実現

さらに地面との接触が多い膝や足回りには、耐摩耗性に優れた素材で補強

ただし・・・


SWD1では採用していたお尻部分の補強は、今回のSWD3では無いようだが・・・

まぁ、ウェーダー履いているときはそんなに地べたへ座ることがないから、別にいいかな?

柔軟性:四次元裁断を採用

ウエアが体の動きに合わせて追従するような裁断方法を「四次元裁断」と呼ぶようだが、それを今回のSWD3では採用しているようだ。

前回のSWD1では機動性の高い裁断を使い、耐久性を犠牲にしていたそうだが、今回のSWD3では機動性,耐久性を高次元に両立しているとのこと。

前回のSWD1は確かに動きやすい上、耐久性も十分あったと思うんだけど・・・SWD3では、さらパワーアップされているようなので、これはこれで期待しましょう!

耐水性:新規の透湿防水生地を採用

今回のBSJ-SWD3では、これまで使用していたものとは異なる、新規の透湿防水生地を採用している。

耐水性

生地の名称や種類については専門家ではないのでよく分からないが、生地の耐水圧は、SWD1が15,000mmに対し、今回のSWD3では25,000mmm

数値上では約67%も耐水性がアップしていることになる。

ちなみに、ブリジストンのHPに、レインウェアの耐水性の目安が記載されている。

一般的にレインウェアを選ぶ目安として、小雨や小雪を凌ぐ程度であれば5,000mm、スキーやゴルフは雨、雪にさらされるので最低10,000mm以上、登山などは命にかかわるので最低でも20,000mm以上が必要と言われているそうです。
上記の数値は初期の耐水圧ですので、繰り返しの洗濯や使用時の摩擦によって機能は少しづつ低下しますので、永久ではありません。

したがって、SWD3の25,000mmというのは、かなりの耐水性を備えたのは一目瞭然である。

透湿性

SWD3では耐水性がかなりアップした生地を採用しているにもかかわらず、透湿性はSWD1と変わらない6,000g/m/24hとなっている。

耐水性を大幅アップしているのに、耐水性と相反する透湿性をSWD1と同水準に維持できているというのは、非常に素晴らしい。

透湿性の目安についても、レインウェアを対象にしたものではあるが、ブリジストンのHPに記載されている。

●透湿度の目安
蒸れにくさ:最低でも5,000g以上、できれば8,000g以上
ベトベトなりにくさ:最低でも10,000g以上、できれば20,000g以上

上記の数値は初期の透湿度ですので、繰り返しの洗濯や使用時の摩擦によって機能は少しづつ低下しますので、永久ではありません。

ウェーダーの用途目的から考えて、6,000g/m/24hという数値は、まぁ妥当といったところだろうかね。

その他、これまで(BSJ-SWD1)との主な相違点

上記3点の他にも、SWD1と大きく異なる点がある。

前のファスナーが無い

まずは、SWD1にあった前面のファスナーであるが、今回のSWD3にはそれが無い。


引用:ブルーストームHP(SWD1)


SWD3

SWD1では前面ファスナーがあった分、着脱が容易であったが、今回のSWD3ではファスナーを無くした分、着脱の容易さを犠牲にしたのだろうか?

実際にSWD3を履いてみると・・・いや、そんなに着脱がしにくいというほどでは無い。

着脱にそんなにストレスを感じないし。


しかし、実際に着用してみると、SWD1と比べて、太もも周りが若干ダブついているようにも思える。

SWD1よりも、多少緩めに作ってあるのかな?

前面のファスナーを採用しなかったということは、SWD1では、この部分が漏水の原因にもなっていたのかな?

あえて漏水の不安要素を取り除いたという方が強いのかな?

チェスト部分にポケット

そして前面のファスナーがなくなった分、SWD3のチェスト部分にポケットが付くようになった。

ちなみに、このポケットのファスナーを開くと・・・


「このポケットは、防水処理を行っていません。水に濡れると支障のあるものは入れないでください。」との記載が。

まぁ、確かに、サーフで使用する分には別に止水ファスナーである必要は無いかな。

オレの場合、ここはそんなに使うことはないかな。

まぁ、せっかくあるんだから、何かに利用することを考えてみようか!

これまで(BSJ-SWD1)と変わらない点

嬉しい「ピンホール無料修理クーポン」付き

SWD3でも継承して、「2ピンホール無料修理クーポン」は付いていた。

しかし、よく見ると、これまでのSWD1では「購入から2年間有効」であったのが、「購入から1年間有効」へとなってしまった・・・これはちょっと残念。

しかし、耐久性がアップされているのだから、「初期不良があった時の修繕サービス」と割り切れば、そんなに残念でもないかな?

まぁ、そこんところは使ってみての評価にはなりますが。

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まとめ

さぁ、今回購入したブルーストームのウェーダーであるBSJ-SWD3。

前回のSWD1では約4年間は持ったが、それ以上もってくれるのかな?

ブルーストーム製品の品質の良さは分かっているので、前回使用していたSWD1と比較しての耐久性や使い勝手を見ることになるが、まぁ期待できるでしょう!

実際に使用した際の感想は・・・そうだな・・・半年後くらいにでもしてみましょうかね?

とりあえずは、これからウェーダーを購入するという方にとっての参考になればと思います!

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