秋以降のご近所サーフでの釣果がイマイチ、パッとしない日々。
もう釣れてもいい頃のアオリイカも、今シーズンはいまだ無し。
ならばと、久々に芦ノ湖へ行ってもみたが、今年はかすりもしない。
せっかく年券まで買ったのに、今シーズンはなんだかんだで忙しくて年券分行けてない・・・(-_-;)
12月終盤になれば、ご近所サーフでなんらか釣れるとは思てはいるが、ここまで釣れないのも、それなりのストレスもの。
酒匂川。12月に鮎釣り再解禁
話は変わり、10月15日で禁漁となった、酒匂川の鮎釣り。
もちろんこの不肖ゆたりなの鮎ルアーフィッシングも、今シーズンはこれで終了のつもりでいた。
しかし、酒匂川では12月1日からの1か月間、コロガシと鮎ルアーのみが再解禁となる。
ほとんどの河川は通常10月半ばで完全禁漁となるのに、鮎の産卵時期で落ちてくる12月になぜ再解禁？
縄張り意識も薄れ産卵時期に入るので、コロガシしか釣れないからというならまだ理解できるが、なぜに鮎ルアーまで？
酒匂川の漁協組合は、鮎ルアーをコロガシ同様に捉えてる？
鮎ルアーを使ってもコロガシのように簡単に引っかからないことは、場数は少ないながらも鮎ルアーをやってきた、この不肖ゆたりなは十分理解しているつもりだ。
そんな軽い意図で鮎ルアーを再解禁してるんだとしたら、そんな時期にやる意味ないとは思っていた。
ちょっと気になる、長良川での落ち鮎時期の鮎ルアーフィッシング
その一方で、岐阜県の長良川。
長良川ではなんと、早々と5月11日に解禁、12月中まで鮎釣りができるという。
そんな長良川では、終盤でも鮎ルアーで落ち鮎が釣れ盛っているようだ。
ホントに釣れるの～？やっぱ引っかけじゃないの～？
・・・と、確かに最初は思っていた。
ただ、縄張りの習性を利用した友釣りとは違うようで、鮎の産卵行動を利用しているとのこと。
というのも、産卵行動でオスがメスを追いかける習性があり、鮎ルアーをメス鮎に似たてることで、メス鮎を追っかけたオス鮎が掛かるという。
よって、長良川のこの時期の鮎ルアーでは、釣れる鮎のほとんどがオス
とのこと。
長良川の情報源となったブログは、こちら↓
ほう、そうなのか・・・これは非常に興味深い(^。^)y-.。o○
12月の酒匂川の鮎ルアーも、この長良川と同じケースで釣れるのかな？
もしそうなら、この落ち鮎パターンの鮎ルアーフィッシングは、新たな釣りといってもよいだろう。
酒匂川の落ち鮎ルアーフィッシング、やってみました
そんなことを考えたら、この不肖ゆたりな、いてもたってもいられず。
初の12月、鮎ルアーフィッシング・・・
酒匂川水系へ、午後から行ってみました。
まさかこの時期に、鮎ルアーをやるとは思ってもみなかった(;’∀’)
いつものように上流から釣り下ってくスタイル。
開始後、ほどなくして・・・
あっ、釣れた！( ﾟДﾟ)
多少時間帯によるムラはあるものの、コンスタントに釣れ続く。
最初は長良川スタイルでやってたが、最盛期同様、スローリトリーブでよく釣れた。
確かに、時間帯で鮎のたまり場が変わり、時合らしきものも明確にでるのだが、特に興味深かったのが、ほぼ流れの無いトロ場での釣果。
鮎がやたら溜まっていたので、着水後にスローリトリーブしただけで、鮎がアタックの入れ掛かり。
「これって引っ掛け？」とも思ったが、釣れないときは群れの中にルアーを入れても、どうやっても掛からない。
明らかに鮎がルアーにアタックしてきている。
午後ちょっとやっただけでも、この釣果。
しかも、釣れた鮎のすべてが子持ちのメス。長良川とは逆の結果。
産卵行動パターンとは違うのか？？？
酒匂川の落ち鮎行動考察
最近更新された『K君チームバベルの釣り日記』によると、鮎はオスに比べてメスは遅れて性成熟し、終盤はメス鮎比率が高まるようで、シーズン終盤はオス鮎中心の釣果からメス鮎中心へと変わるようだ。
【参考記事】
だとしたら、今回酒匂川での結果と重なる。
なら、このメス鮎中心に釣れるのは、どういった行動パターンから生じるのだろうか？
メス個体の比率が高まると、攻撃的になるのだろうか？
それとも、また別の要因が？？？
そもそもが気性の荒い魚なだけに、様々な生育ステージで気性の波があるのかもしれない。
一方、昨年の今頃は、鮎の姿がさっぱりだったらしく、当然鮎ルアーでも釣れなかったようだ。
昨年は台風による影響で、早くから鮎が流されたとの話も。
今年は台風による影響が少なかったうえ、鮎の天敵となる鵜を、漁協関係者が積極的に追い払ったため、鮎のストレスが無くなり、現時点でも活性が高いのではとの説も。
でも、今回の酒匂川で釣りをした限りでは、明らかにルアーにアタックしている実感はあったので、コロガシのような引っかけによる釣果ではなさそう。
「現象には、かならず理由がある」
鮎ルアーフィッシング、実に面白い(-。-)y-゜゜゜
鮎の生態、まだ人間が知りえない謎が残っていそうだ。
・・・実に面白い( ﾟДﾟ)=333
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