最近になって、またまたおもしろいルアーを見つけた。
といっても、サーフ専用ルアーでも、ましてやソルト用ルアーでもない。
今回は、バスフィッシング用ルアーからの採用。
それが、ジャッカルのバイブレーションであるTN70トリゴン。
【TN70 トリゴン】
サイズ:70mm
ウェイト:31.5g
特徴1:アウトメタルシステム
特徴2:ラトルサウンド
ジャッカルのTNシリーズは、バスフィッシングでは長いこと定番化しているようで、TNは「タングステンノーズ」の略。
つまり、タングステンウェイトがむき出しの状態になっているのが最大の特徴。

ただ、こう見ると・・・ノーズでなくマウスなんですがね・・・(;’∀’)
そのTNからさらにメタルを突出させたのがトリゴンであり、トリゴンの最大の特徴が、この大きなアゴのようなアウトメタル。

このアゴにより、沈下速度や飛距離がアップするという。
トリゴンの名称の由来は・・・

この正面から見たアウトメタルが三角形(トライアングル)からきているようだ。
サイズのわりにウェイトが31.5グラム。しかもぜいたくなほどタングステンウェイトを盛り込んだ構造。
バスフィッシングにはもったいないくらい。
まさにサーフでのボトム攻めや飛距離攻略にふさわしいと思えるくらいのバイブレーション。
ご近所サーフ攻略にトリゴンを選んだ理由
ボトム攻略への光明
最初は根掛かりの多い、水深のあるご近所サーフでのボトム攻略へと、このトリゴンに注目。
というのも、これまで使用した樹脂製バイブレーションは、着底感の鈍いものばかりだったから。
過去にもいくつか試してきたが、どれも着底感が弱くて満足いくものではなかった。
ならばと重量のあるバイブレーションで着底感度を上げようとすると、根にスタックして根掛かり頻発。
そこで、着底感に優れ、根掛かりしにくいと謳ってるバイブレーションも使ってはみたものの、いざ使ってみると、そこまでの根掛かり回避効果を感じることがなかった。
さらにもうひとつ、トリゴンに期待しているのが、ボトムトレース能力。
急深サーフでのボトムトレースって、じつは意外と難しい。
ボトムを攻めることができるルアーといえば、自分の中で真っ先に挙がるのがMJリグだが、ボトムトレースしやすいかといえばそうでもない。
この不肖ゆたりなにとってのボトム攻略定番であるMJリグ。

【MJリグ参考記事】
それはそれで良さはあるのだが、ボトムトレースが容易にできるかといえば、そこには疑問があった。
たしかにシンカーを重くしてスローリトリーブすればできなくはないが、それだと操作性に欠けるし、なにより根掛かりが多発してしまう。
では、ヘビーシンキングミノーはどうか?
たとえば、こんなの。
たしかに重量のあるものを選べば可能かもしれないが、構造上、根掛かりの心配が伴う。
着底感も鈍いし、沈むのも遅いので、やはり操作性が良いとは言い難い。
もう一つあるのが、インクスのロックンチャター。
これはこれで、チャターで得られる強い引き抵抗で、ほどよくボトムトレースできるのだが、トータルの使い勝手がイマイチで、あまりサーフの釣りには向かないかなと。
だから、近年ではお蔵入りに近い状態。
こうしたボトム攻略に必要なすべての要素が、このトリゴンの最大の特長であるタングステンウェイトによるアウトメタルシステムにあるように感じた。
もちろん、31.5グラムの重量による飛距離にも期待しているし、ラトルサウンドによる集魚効果にも期待している。
というわけで、トリゴンはけっこう盛りだくさんなルアーでもあるわけだ。
トリゴンに一抹の不安も
その反面、トリゴンには一抹の不安も。

それは、「こんな立ち姿勢で釣れるの?」ってこと。
サーフで愛用しており、自分の中で絶大な信頼を寄せている、エクリプスのパワースライト85。
他のバイブレーションでは釣れないときでも、このパワースライトだけはよく釣れるのだが、その釣れる要因と考えているのが、低波動であることと、水平姿勢であること。
あと、かならず速巻きで釣れるのだが、それは低波動だから高速で巻きやすいという面もあるので、低波動が釣れる要因なのか?高速巻きが釣れる要因なのか?そこはどちらとも言い難い。
なーんてちょっと話は逸れたが、とにかく、このトリゴンの気になる立ち姿勢。

場合によってはトリゴンの姿がカニのシルエットに見えなくもないので、それを捕食する魚が反応を示してくれるんじゃないか・・・なーんてことも考えている。
そんなことをあれこれ想像しつつ、トリゴンこそ広大なサーフで試してみる価値はありそうだなと。
ご近所サーフで使ったトリゴンの実際
そんなわけで、最近はご近所サーフにてTN70トリゴンを使ってのボトムトレースを続けている。
ボトム攻略とはいえ、すぐにロストしちゃうのも悲しいため、しばらくはリアのダブルフック仕様で試している。
まだ釣れておらず、この数日間の使用にはなるが、これまでの使用感を率直に述べるとしよう。
抜群の飛距離と安定した飛行姿勢
まず驚いたのが、安定した飛行姿勢と抜群の飛距離。
ウェイトが極端に偏っているので、飛行姿勢がバツグンにいい。
まず回転することがないし、ブレることもなく、気持ちよく飛んでいく。
その安定した飛行姿勢によって、飛距離も充分。サーフで使うには申し分ない。
つくづく「コレがほんとにバス用ルアー?」と思ってしまうほど。
ボトム感知しやすい
着底後は、着底までフリーフォール。
着底感度も、これまたイイ。
沈下速度も速く、メタルジグよりちょっと遅いくらいなので、手返し良く扱える。
浮き上がりにくく、スローでもしっかり振動が伝わる
まずは、ズル引き。
ズル引きするほどスローに巻いても、手元にしっかりとしたブルブル感。

水が当たる面が広いので、確実に水を受けてバイブレーションしてくれる。
根掛かり帯へ入ってもスタックすることなく、ボトムのコツコツ感も感じ取れる。
そして、ズル引きより若干速く巻いてのボトムトレース。
浮き上がりにくく、しっかりとボトムトレースができている。
若干速く巻いたとしても、ボトムから大幅に離れないので、特別な技量がなくてもボトムトレースしやすい。
さすがに、高速巻きではかなりの引き抵抗になるので、ハイギアリールで巻いてるとしんどいけどね。
根掛かりしない
とにかく、ホントに根掛かりしない。
根の多いご近所サーフは、比較的根掛かりしづらいMJリグを使っても、多少のロストは免れないのだが、このTN70トリゴンは、ホント根掛かりしない。
着底しても倒れにくいせいか、ほんと根掛かりしない。
ボトムトレースはもとより、ズル引きしても見事なまでに根掛かりしない。
ごくまれに危ない場面があったが、なんだかんだで今のところすべて根掛かりは回避できている。
これまで使用したリグやルアーの中でも、根掛かり回避能力はピカイチかと。
トリゴンまとめ
以上、TN70トリゴンについて、まとめてみた。
予想以上の使い勝手の良さで、ボトム攻略のみならず、いろんな攻め方ができそう。


最近は昼夜問わず、ボトムワインドとこのTN70トリゴンによるボトムトレースばかりやっているから、じきに結果は出ると思うけどね。
これなら70mmサイズだけでなく、60mmサイズのも揃えてもいいかなと。
とりあえずのターゲットは、マゴチにヒラメ,ハタ類,ホウボウといったところか。
最近はあまり見かけないが、西湘サーフで黒鯛狙ってる人もいるくらいだから、トリゴンのボトムズル引きで黒鯛釣れちゃうかもしれないね。
引き続き、このTN70トリゴンでボトム攻略を続けていこうと思います!


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