まだ釣れてもないのに、お気に入りルアーになりつつあるBC-26 バックチャター。
このバックチャター、実は同じコンセプトのルアーがあることに気付いた。
それは、ジョイントルアーである、ソルティビーツ85(ラッキークラフト)。
ジョイントルアーではあるが、これも不規則な千鳥足アクションが売り。
それでは、なぜブレード系のバックチャターとジョイント系のソルティビーツが似ているのか?
注目すべきは、以下の2点。
後方水流を変化するためのツール
バックチャターは、スプリットリングを介してブレードが設置。
ソルティビーツは、ジョイントボディ。
前回の記事でも説明したが、バックチャターのブレードは回転するためのモノでなく、敢えて回転させないような構造になっているので、後方へイレギュラーな水流を作りやすい。
一方のソルティビーツの後方ジョイントボディも、一般のジョイント系ミノーにありがちなニョロニョロ感を演出するためのモノというよりは、バックチャターのブレードと同じような機能をしているんだろうね。
ラインアイの位置
もうひとつは、ラインアイの位置が共通している点。
バイブレーションのように背中にラインアイが付いているが、これはおそらく、ルアーの重心から少し前方にラインアイを設置することにより、先ほどの後方水流の変化を受けてルアーの重心がイレギュラーに変化するのを助長するためのものなのだろうね。
以上が、共通した千鳥足(イレギュラー)アクションを生み出している要因なんだろうね。動きの大小はあるが。
・・・しかーし!
先述のバックチャターやソルティビーツのような、後方の水流変化によりイレギュラーアクションを生み出すのではなく、前方の水流変化によってイレギュラーアクションを生み出すルアーがあるのだよ!
バックチャター,ソルティビーツとは異なる構造の
イレギュラーアクションを出すルアーとは?
それは・・・オレがワームリグで愛好しているMJリグ。
ただ、これまでの通常使用のMJリグとは違うセッティングなのだよ。
それがコレ↓
MJリグの「逆付けバージョン」。
しかも、シンカーがこれまでの丸形と違い、ナツメ型。
実はこれも泳がせて泳ぎを観察すると、フラフラと不規則にS字蛇行するのだよ。
このMJリグの場合、ラインアイの位置はバックチャター,ソルティビーツと同じであるが、水流変化を起こすのが、前方にあるナツメ型シンカーの存在なのだろうと、オレ様的には推測している。多分ね。
実は、このMJリグの逆付けバージョンは過去に密かに試してはいたのだが、如何せん、オレの中での釣果実績が未だ出ていない。
魚影が薄く、コンディションが悪いときばかりで試していたこともあると思うので、もう少し魚影の濃い富山でも試してみる予定。
このMJリグの逆付けバージョン、使っていくうちに他にも思いもよらぬ利点が見つかったのだが、それに関してはまた後日。
まぁ、ヅラヅラ能書きたれたけど、釣れないことには動きもクソもないのよね・・・さて、今後はしっかり釣果を出して、効果の程を検証してみますかね!