ゴロタサーフでの根掛かり再考察

昨年に引き続き、今年もハタゲーチャレンジを継続している。しかし、今年の酷暑で8月は完全にお休み。涼しくなった9月下旬ごろからぼちぼち始めてはいるのだが、未だハタの釣果はゼロ。昨年の実績場所を中心にやってはいるのだが、それでもハタのアタリすら得られていないという状況。秋はもう終盤。早いものでもう年末に差し掛かっており、今年はハタゲーについてはもう諦めてはいる。

それにしても、今年の海の状況が悪いのか?はたまたオレの読みが甘いのか?単にオレの腕の問題なのか?

確かに、ハタゲー釣行回数は昨年よりも格段に減ってはいるが、それでも何らかのアタリはあっても良いと思うのだが・・・釣れたとしても、ウツボやダツ,イナダやソーダ。ウーン、世の中どうにもうまくいかない。

そんな厳しい状況の中、昨年同様にゴロタサーフを中心にハタゲーをしているのだが、昨年はMJリグのみを使用してそんなに根掛かりを気にすることなくボトムでの釣りができたのだが、今年に関しては根掛かりロストがあまりに多すぎる。

いや、厳密にいうと、先の大型台風を境に、根掛かりロスト率が劇的に上がった。しかも、これまでは一度根がかっても、ある程度の対策をすれば外せる確率は高かったのだが、今年の凄まじかった大型台風後は、一度根掛かるとどうやっても外せない。しかも、軽いラインテンションでプッツリとメインラインが切れてしまうパターンがほとんど。1時間で最高5個もリグをロストしたこともある。こんなこと今まで一度もなかっただけに、かなり心が折れてしまい、釣りする気が失せてしまった。

そこで、最近のゴロタサーフでの経験を元に、ゴロタサーフの特徴や根掛かり対策などについて、再考してみたいと思う。

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底物狙いでゴロタサーフは最も厄介な場所である主な理由

そもそも、ゴロタサーフでボトムを丹念に狙おーなんざ、それこそ自殺行為に近い。なぜそんなにゴロタサーフは底物狙いで厄介なのか、改めて考えてみたい。

要は、根掛かりでよく言われるフックポイントなんて単純なものではなく、もうボトムの底質から考えなければならない。

リグが入り込む隙間が多い

とにかく、石が多く重なり合っているので、リグをボトムタッチする際に石と石の隙間に入り込む確率が非常に高い。一旦隙間に入り込んでしまうと、抜き出すのは至難の技。リグにそれなりの工夫をしなければ、まぁ抜け出すことは難しいね。

ラインが石の間に挟まりやすい

そして、一旦石の隙間にリグが入り込むと、今度はリーダーが石と石の間に挟まってしまう。ロッドを煽って外せればラッキーだが、一度ガッチリ挟まってしまうと、まぁ外すのは無理だね。

ゴロタの根掛かり防止を考慮したのが、「MJリグ+接着剤ノズル」の組み合わせ

そんなゴロタの根掛かり防止に有効なのが、「MJリグ+接着剤ノズル」の組み合わせ。


このスタイル。

MJリグに使用するシンカーはナツメ型のシンカーがベスト。ナツメ型は石の隙間にリグが入り込んでも、脱出できる可能性が高い。

過去記事にも述べた接着剤ノズルをスナップ頭部へ被せるようにしてリーダー側へ設置。

ゴロタの隙間に入って引っかかる時は、フックポイントよりも大抵はリグやルアーの先端部分か、リーダー部分が石に挟まるケースがほとんど。この仕様ではパーフェクトに根掛かり回避できるとまでは言い切れないが、高い確率で根掛かりを回避できる。

もし根掛かったとしても、最初はテンションを強く掛けず、ロッドティップをシェイクすれば、大抵は外れる。それでも外れない場合、ロスト覚悟で強引に引っ張れば、接着剤ノズルの効果でスルッと抜けてくれるケースが多い。

ただし、この仕様で根掛かりを防ぐ前提となるのが、張りが強く、着底感度が良いロッドと、それなりに太いラインシステムのタックル構成。ロッドのボトム感度が悪いと、リグ着底時に隙間の奥に入り込んでしまい、回収不可能になってしまう。細いラインシステムだと、根掛かりを外そうとした時の引っ張りに耐えきれずにラインブレイクしてしまう。

メインラインについては、横風が強い時には通常のPEラインだと風に煽られて着底感度がどうしても鈍ってしまうので、風にも強いデュエルのアーマードF+プロが理想。

こういった根掛かりしやすい場所ではテキサスリグの使用が一般的だが、ショアからの釣りでは飛距離が出せないし、何より、ゴロタ場では、一般的なテキサスリグの使用方法では、ガンガンに根掛かってしまうよ。ゴロタ場でテキサス使っている人がガッツンガッツン根掛かりして心折れているのは、昨年何度も見ているしね。

大荒れで石が大きく動いた直後のゴロタは根掛かり最悪

とにかく、昨年のゴロタサーフでのハタゲーは、この構成でリグロストを大きく回避できた。もうこれで十分と思っていたが、今年のゴロタサーフでのハタゲーでは、そうはいかなかった。しかも、昨年と全く同じ場所であったにも関わらず。

今年のゴロタサーフでのハタゲーで根掛かりが頻発した要因として考えられるのが、大型台風後に底のゴロタ石が大きく動いたこと。大型台風後に現場へ行くと、ゴロタ石が岸際に相当量積み上げられていたり、岸際に積まれていたテトラが割れて崩れていたほど。あの台風はそれほど凄かった。被害のすさまじさは、皆様もご存知のことと思う。

この台風直後、海の状況がだいぶおさまった時に、昨年の鉄板リグ構成でハタゲーに挑んだが・・・いきなり1時間にリグを5個ロスト。しかも、軽くラインテンションを掛けただけでプッツンとラインブレイク。一旦根掛かりしたら、もうどうやっても外れないという、最悪の状態。

石が大きく動いた後に根掛かりが頻発する理由

この理由の一つとして考えられるのが、ゴロタ石が大きく動いたため、隙間がさらに多くできたのではないかという点。

隙間が多くなったことで、ボトムタッチの際にリグが隙間に入る確率が上がってしまったのではないかということ。これに関しては、今後の波やうねりなどによって、ゴロタ石が安定した位置に落ち着けば、解決できると思う。

さらにもう一つの理由として、ゴロタ石が大きく動いたことで、表面にあったコケやノリ類が削り落とされてしまったのではないかという点。

コケやノリが無くなった分、根がかった際に石表面にあったノリやコケのおかげでスルッと滑って抜けることがなくなったのではないかということ。だから、根掛かった時に軽いラインテンションで、ゴロタ石表面のザラザラに擦れてきれてしまうのだろう。

石が大きく動いた直後のゴロタでの根掛かり対策

こうした考察より、石が大きく動いた直後のゴロタサーフでの根掛かり対策は、どうしたら良いのだろうか?

この不肖ゆたりなが考えた結論は・・・「底石が安定するまで、釣りをしない方が良い」 (^_^;)

「そんなに底石が動いたのであれば、根魚もどっか別の場所へ移動してしまっているだろうから、そもそも釣れないでしょ!」ということ。そんな時にどんなに根掛かり回避のことを考えても、釣れなければしょーがないんだし、村だったらもう少し期間を置いて釣りをした方が無難でしょ。

まぁ、これまでご紹介した「MJリグ+接着剤ノズル」使用で、通常のゴロタサーフでは十分ということ。飛距離も出せるし、根掛かりは少ないし。これらを両立できるリグって、これしかないでしょ!

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まとめ

ゴロタサーフは、砂浜サーフ同様、天候などによって地形や底質が大幅に変化するフィールド。砂浜サーフであれば別に根掛かりなんて気にする必要はないが、ゴロタサーフに関してはそうはいかない。

しかし、ゴロタサーフは、生態系の宝庫。特に根魚釣りには非常に魅力的なフィールドでもある。

そんな場所で根掛かりを少なく、快適に釣りをするには、それなりに考える必要があるってこと。「根掛かり回避」と単純に一括りにはできない。フィールドにはそれぞれ固有の特徴があるので、その場その場で考えるべきことは非常に多い。

今年のハタゲーは完全なる不作であったが、来年こそはまた根掛かりを攻略して、大型のオオモンハタを狙っていくぞ! (^o^)/

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