イカの昆布締めを作ってみました。ねっとり感の相乗効果がたまらない!

先日釣れたアオリイカ。

久しぶりに釣ったので、今回はアオリイカの昆布締めにチャレンジしてみた。

昆布締めはタイやヒラメ等、白身の魚でやるのが一般的。

マグロ等の脂の多い魚には向かないとされている。

では、イカはどうなのか???

富山でもイカの昆布締めというのは、あまり聞いたことが無い。

とはいえ、ネットで検索してみると、どうもできることはできるようだ。




「おさしみ用昆布」の用意


富山のスーパーでは普通に売っている、昆布締め用昆布の「おさしみ用昆布」。

いつも富山へ行くと、大人買いしている。

昆布締めに使用するため、適当な大きさにカットされており、厚みも程よい。

家庭で昆布締めを作るのには、これを使うのが一番おススメ。


パッケージ裏には、昆布締めの作り方も書いてある。

これを見ると山菜等でも昆布締めが作れるらしいので、今度チャレンジしてみようかな。

昆布締め使用後も、少なくとももう1回は昆布締めに再利用できる。

しかし、一回昆布締めに使用したものを長期保存しようとするとカビが生えてしまうので、すぐに再利用することをおススメする。

再利用には、同じ昆布締めでなくとも、湯豆腐や昆布の佃煮,昆布の炊き込みご飯等にしても美味しい。

「おさしみ用昆布」は厚みも程よいので、そのまま食べても食感が程よく、十分に美味しい。

アオリイカを昆布締めにしてみる

アオリイカを捌いて、ゲソやトンビはバター焼き用、エンペラと身を昆布締めにしてみた。

まずは昆布の表面を酒,酢で軽く拭き取る。昆布表面が軽く濡れる程度で良い。

そして、アオリイカの身を置いて、昆布で挟む。


昆布で挟んだら、密閉するようラップで包んで、あとは冷蔵庫で寝かせるだけ。

1日置いて実食してみた。お味の方は?

今回は1日置いたものを食してみた。


左がゲソのバター焼き、右が昆布締めにしたアオリイカ。

食してみると・・・う~ん、旨い!(#^^#)

アオリイカと昆布、ねっとり感の相乗効果で、とてもおいしい。

嫁の方は充分旨いと言ってはいたが、オレ的にはもう少し寝かせたほうがもっと旨味が乗って良かったかな~という印象。

ヒラメやスズキ等の白身の魚は1日置くだけでも十分昆布の味が染みるが、アオリイカは身が厚く水分が多いため、3日程度置いた方が良かったかもしれない

5日以上置くと、昆布の苦みが出てしまうようだが、5日以上置きたい場合は、そのまま冷凍保存しておけばよい

解答する際は冷蔵庫内でゆっくり解答させれば、失敗することはない。

あと、富山の知り合いから聞いたが、イカを昆布締めにする際には細かい切り込みを入れると味が馴染みやすいとのこと。これはぜひ次回やってみたい。

昆布の味の乗りが足りないとはいえ、アオリイカの身自体も甘みがあり、昆布の旨味もそれなりに乗っているため、醤油を付けなくても充分美味しい。

アオリイカ,昆布共に出るねっとりとした食感がたまらない。




まとめ

これまでもヒラメやマゴチ,スズキ等の白身の魚でやってはいたが、今回はアオリイカで初めて昆布締めにしてみた。

多少の反省はあったものの、充分に美味しいことが分かった。

もともとは富山独自のおさしみの食べ方であったが、近年ではほぼ全国レベルで知れ渡っており、生魚の保存食としても認知されてきた。

今度は、魚以外の山菜等でもチャレンジしてみようかな?

これからの暑い時期、保存食としても優れている昆布締め。

まだ昆布締めをやったことのない方には、是非ともおススメしたい!




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