【ラインローラー”インパクト”(IOSファクトリー)】を試してみました

前回の記事から、IOSファクトリーのラインローラーIMPACT(インパクト)
を早速購入してみた。


シマノリールの4000番以下用。今回はヘッジホッグスタジオから購入。

>> 【シマノへ解決策求む】PEラインがラインローラーとアームカムの隙間へ食い込むぞ!

バイオマスターのトラブル解消を早々に諦め、新しいリールを注文してしまったが、どーしても原因を追究したいが為、なんとか購入した次第である。

価格は7,000円程・・・たかっ!「ラインローラーでそんなに高いんかい!」とは思いつつも、購入してしまった!

インパクトの内容物


早速箱を開けて、内容物は・・・


あぁ、ラインローラーだけでなく、ベアリングも2個入っているのね・・・他に細かい部品もある。

それを差し引いても7,000円・・・ちょっと高くないか?


箱の中に、小さい取説が入っている。細かい部品の用語が良く分からんが、まずはバイオマスターへ組み入れてみようか・・・

部品が細かいので、不器用である不肖ゆたりな、ちょっとは手こずったが・・・


おぉ、なんとかできた!取説通りにやればできるので、まぁ簡単かな。

よく見ると、両端からライン溝まで若干テーパーになっているのかな?ラインがライン溝に容易に収まるための構造かな?

また、ライン溝に沿った両側にドットホールがあるので、目視で回転が容易に確認できるのが良いかな。

軽く回してみたが・・・まぁ、こんなもんなのかな?正直、よくわかんない。

このラインローラーで、ラインローラーとアームカムの間にラインが挟まる現象が無くなれば良いわけだが、どうかな?

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ご近所サーフでのテスト

というわけで、早速試しにやってきました!ご近所デイゲーム!


前日の雨の影響からか、岸側150メートルほどは濁り。さらに底荒れしたためか、切れ藻や泡が浮いている。

しかし、遥か沖では、鳥がわんさかいる・・・イワシでもいるのか?単に遊んでいるだけなのか?

まぁ、そんなことよりも、早速IOSファクトリーのラインローラー「インパクト」を試してみようか!

まずはラインが挟まり易い、ラインテンションを抜くショアスローを試してみるが・・・おぉっ!ラインが挟まらない!

ラインが挟まることによるゴリゴリ感もない!こりゃぁイケるか??

2時間近く試してみたが、確かにラインが挟まることによるゴリ感は、終始発生しなかった。

しかし、早巻きしてジグが20~30メートル程手前に来た時に、ラインローラー部を見ると・・・


必ずではないが、何回かはラインが溝に入らずにラインローラー外側に寄ってしまう・・・(ノД`)・゜・。

しかし、ラインローラーとアームカムの間にラインが挟まってはいない。ただラインが外側に寄っているだけのようだ。

確かに、ゴリ感が発生するときは、ラインテンションを抜く動作を頻繁にした時と、ルアーが手前近くまで寄ったときにたいてい起こることは確かなのだが。

このラインがラインローラーの外側に寄ってしまう現象は、仕方ないことなのか???

結果的に、ラインローラーとアームカムの間に挟まらなければOKなのか?

確かに、オレが持っている他のシマノリール(レアニウム,セフィアBB)のアームカム部分をよく見ると、バイオマスターのような深いライン溝までは形成されていないが、ラインが擦れた跡は確かにある。


※バイオマスターのアームカムにできた溝の写真。緑枠内にある溝が、ラインで削られたもの。

おそらく、ローター回転時の遠心力により、ラインが外側に寄ってしまうのだろうから、この程度の現象は仕方のないことなのだろうか?

それだったら、ラインローラー形状に関しては、ダイワの方が優れているのだろうね。


これだけライン溝との段差があれば、いくらローター回転時の遠心力が掛かっても、アームカム側までラインが寄ることはないだろうし。

・・・あぁ、ちなみに釣果はありませんでしたけど、何か?(‘Д’)

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結局のところ、問題は解消されたの?

結局のところ、IOSファクトリーのラインローラー「インパクト」により、ラインローラーとアームカム間にラインが挟まる現象、および、それによるゴリ感は、確かに無くなった。

ただ、この問題が解消された要因は何なのか?

「インパクト」のテーパー構造により、ラインがアームカムとの隙間に入りにくくなったためなのか?

単に新しいベアリングで回転が滑らかになったために、ラインの通りが良くなり、隙間に入りにくくなったためなのか?

今回の検証では明確にはならなかった。

問題自体が解消したのかもしれないが、どーもラインがラインローラーの溝に収まらないのは納得いかない。

それならば、ダイワのように、溝自体は細くなくてもいいし、もっと段差を付けてほしい。

ホントにシマノ側は、この問題を認識していないのか?シマノの技術力ってこんなもん?

バイオマスターのオーバーホールから戻ってきた時に、「再現が得られなかった」といって、単にアームカムを新品に交換して返しただけという対応が、いまだに納得がいかない。ちょっとオレがしつこいだけか?

いずれにせよ、新しいリールが着弾するまでの間、IOSファクトリーのラインローラー「インパクト」を取り付けたバイオマスターを使って、経過観察をしていきますよ!

ちなみに・・・

新しく注文したリールというのは・・・ナイショ!(^_-)-☆

【参考記事】
>> ラインがラインローラーとカムへ食い込む問題。原因はコレだ!【スッキリ解決!】

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